Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

オリンピック観戦の下見に道志道へ

オリンピックのチケットは全て外れたので、ロードレース観戦が唯一の楽しみ。ならば何処で観戦するのが良いかと道志道へと向かいました。

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観戦するならばやはりここでしょうか?

道志道がロードレースコースに決定してから、一度走りに行こう思っていたのですが、ようやく実現できました。実は、二月の天皇誕生日の連休にトライしたのですが、強い西風と交通量の多さ(連休の為?)に途中でめげてしまい撤退しています。今回は、そのリベンジでもありました。

撤退の教訓を生かし、東寄りの風で交通量も少ないだろう平日(3/6)を選択。唯一の問題は、朝の通勤時間帯の混雑をどう回避するかでしたが、妙案は無く、少し早起きして5:45@自宅をスタート、国道16号線を北上します。3月とはいえ、まだ早朝は寒いです。

6:48@目黒の交差点付近から境川CRにイン。横浜方面は主要な交差点で渋滞が始まっていましたが、八王子方面はギリギリセーフでした。

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7:12@古溝鵜の森公園の境川親水護岸。よく整備されていて絵になる場所です。

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今日は、境川の右岸を走ります。この時間帯は、右岸に陽が当たり暖かいのです。ところどころ未舗装ですが、それもまた楽しい。

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桜美林大学付近で町田街道へ、相原で横浜線を越え、津久井で1回目の休憩です。混雑を危惧していたゾーンは無事に通過、コンビニで小ぶりの弁当を購入し、日当たりの良い場所に腰を下ろしてのんびりエネルギーを補給しました。

9:18@道志道入口の青山交差点を通過。

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9:34@青野大橋まで来ると、ここからが道志道!という気分になります。2月に来た時は、ここで強烈な横風に煽られ、苦行が始まりました。今日は微風、何の心配もありません。

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10:02@迂回路入口。本線の復旧工事は3月末まで、4月になればここは直進です。宮ヶ瀬鳥屋から道志道に通じる県道64号線の工事も3月27日までの表示がありました。オリンピックに向けて道志道全体で路面整備が行われており、とても走りやすくなっています。

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迂回路が設定されたことによって、初めて通過した青根集落の景色。立派な藁葺き屋根が見えます。

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10:23@両国橋を越え、両国屋の看板目掛けて急坂を駆け上がります。この両国屋のカーブは、道志道No.1の斜度のヘアピンカーブ、選手たちはどんなスピードでここを駆け抜けるのでしょうか?その少し先にある両国橋撮影ポイントは、橋を通過する際と目前を通過する際の2回、プロトンの姿を楽しめるので、有力な観戦ポイントです。

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10:52@大室橋の上から道志川。2月の時はここで気力が尽きて撤退しましたが、今日は元気です。ここまで風は追い風、ストレスを感じるような交通量はありません。平日よりも休日の方が圧倒的に交通量が多いということは、もはや道志道は観光道路です。

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富士山がクッキリ見えますが、20km先の山中湖に到着する頃には雲の中でしょう。

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11:42@コロナウィルスで休業自粛中の道の駅どうしに到着。ここまでは至極順調です。トイレを済ませ、自販機でエナジードリンクを購入して一息入れます。施設は閉鎖されていますが、休憩に立ち寄る人で、ガラ〜ンとした感じはありません。

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12:00のチャイムと共に山伏峠へ向けて出発。道の駅から山伏峠までは距離7kmほどですが、疲労が蓄積した体にはそれ以上に遠く感じられます。特にラスト2kmで現れる2つの直線的な上り坂の視覚的ダメージは強烈です。この日は、追い討ちをかけるように、エンジン不調のバイクが排気ガスを撒き散らしながらノロノロと追い抜いて行った挙句に路肩で停止。エンジンを空ぶかしさせて、さらに排気ガスをばら撒きます。もう嫌だ!もう休もう!また老化が進んだのか!との心の声と葛藤しながら這うように進みました。

13:07@ヘロヘロになって山伏峠に到着、トンネルを通過したところで一休みして荒い息遣いを整えました。大苦戦した直線的な上り坂区間ですが、レース観戦場所としては候補地です。凄く見通しが良いので、プロトンが見える時間が長いと思います。

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13:30@山中湖村平野のバスターミナルに到着、自宅から98kmでした。何箇所かの道標に「山中湖**km」と表示されますが、これは山中湖村役場までの距離なので、湖東岸の平野まではそれよりも数km短いです。

平野のコンビニで食料を調達して、バスターミナルのベンチで昼食とします。だいぶ白っぽくなってしまいましたが、富士山全景がまだ見えます。

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14:00@今日は山中湖はパス、オリンピックでの勝負ポイントになるであろう三国峠(県道730号線)へと向かいました。

14:16@平日ですがパノラマ台駐車場は満車です。ここは観戦場所としても混雑必死と思われます。

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パノラマ台から少し上るとこんな景色が眼前に広がりました。オリンピックではダウンヒル区間となりますが、このポイントはいいかも!

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さらに上ると、ここもいいかも!と思いましたが、陽を遮るものは全くないので、熱射病注意です。

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14:31@三国峠(標高1,168m)。無難な観戦場所ですが、面白味がありません。

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駿河小山へ向けてダウンヒルをスタートします。実際のレースでは、富士スピードウェイから距離6.45km、標高差721m、平均斜度11%のヒルクライム区間となります。レース最終盤にこんなに厳しい上りをセットするなんて鬼です。

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噂通りの激坂ですが、眺望抜群です。ほとんどの場所が斜度10%以上なので、観戦場所には事欠きません。

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丹沢の山並み

r730の路面もバッチリ整備されています。

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14:48@有名な斜度17%区間

う〜ん、決定!

背景を含めてやっぱりここがベストポイントです。

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駿河小山から丹沢湖入口の清水橋交差点までは国道246号線を走らざるを得ませんが、平日のR246は大型車だらけです。自転車を追い抜くだけのスペースがない区間もあり、背中に大型車のエンジン音を感じながら必死でペダルを回さなければなりませんでした。平日のこの区間は要注意です。

16:50@ゴールに設定した国府津駅に到着、本日のミッション完了です。

下見の結果、観戦ポイント候補のリストアップができました。次の問題は、当日どうやって観戦ポイントまで行くかです。自由度を考えると徒歩なのですが、最寄りの交通機関からのアクセスは最悪です。やっぱり自転車でしょうか、、、

走行距離:143km、獲得標高:1,780m、消費エネルギー:2,875C