Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

暑さに順応するべく道志道へ

2021.06.18 Fri.

関東地方も梅雨入りし、週末が雨のことも多くなりますが、私の場合は週休四日ですので、梅雨の合間の晴れを捉えてライドしています。でも、四日間も休むと、会社に行った時に、アレ?先週は何やってたんだっけ?と、まずは記憶を手繰ることから仕事を始めなければなりません。労働時間が見直される時代ですが、週休三日くらいが適度な気がします。

そんな訳で、今週も金曜日に出撃です。夏の暑さへ順応するために、少し距離を走ろうと、道志道で山中湖を目指しました。

4:45@平日朝の道路状況を考えて早めにスタート。

6:00@久しぶりの境川CRは、田植えが終了していました。天気予報は曇りでしたが、青空が広がり、期待以上です。

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伊勢原運動公園のところで、おにぎりとバナナで朝食。今日は、宮ヶ瀬を越えて、道志道を目指します。

8:22@土山峠を通過。土山峠のタイムトライヤルも自己記録を更新するなど、この日はすこぶる快調でした。

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8:59@梶野から道志道に入ります。時速10kmで4時間、山中湖着は13時ごろかと計算します。週末の道志道は、交通量が多くて余り走る気になれませんが、平日は落ち着いています。それでも多くのバイクが追い越していきます。

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青野原のコンビニで、エナジードリンクを注入、焼き鳥で塩分を補給。万全の体制で、道志道の長丁場に備えました。

9:45@神奈川県最高地点標識付近の椿山トンネル。昨年走った際は工事中で迂回しましたが、綺麗に整備されました。

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9:58@両国橋を通過。オリンピックのロードレースは7月24日。この場所は、眼下の両国橋と、その後の登り返しで2回プロトンを見ることができるので、有力な観戦ポイントです。

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10:29@体が軽くてまだまだ走れましたが、今日の目的は暑さへの順応、無理はしないで行こうと、二里塚で休憩します。この判断は良かったのですが、ここで痛恨のミスをしてしまいました。せっかく休んだのに中途半端なエネルギー補給を行ってしまいました。調子の良さが仇となりました。

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設置されていた道志村の案内図。自転車+大室山登山という楽しみ方もあるなと発見。

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11:14@道の駅どうしに到着。二里塚でエナジーゼリーを補給したので、炭酸飲料で喉を潤します。ここでもエネルギー残量が残りわずかであることに気づいていません。

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11:31@今日は絶好調、山伏峠もタイム更新だ!と意気込んで道の駅を出発。山上には、モクモクと怪しげな雲が盛り上がってきたのが気になります。

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山伏峠への上りが本格化するあたりで、それは、突如来ました。脚に力が入りません。7%くらいの上りにも関わらず、全然前に進みません。ガス欠でした。工事交互通行箇所が2箇所ありましたが、交通整理のおじさんに"すごく遅いので、よろしく!"と声をかけて通過します。

12:26@道の駅で飲んだ炭酸飲料の糖分効果でちょっとだけ回復して、なんとか山伏峠に到着。ここで手持ちのあんぱんに齧り付きました。当然ながらタイム更新はなりません。二里塚でちゃんと補給していればこんなことにはならなかったのにと悔やみます。

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12:56@山中湖CRを昼食求めて忍野の柳原うどんへと向かいます。富士山が見えないのは想定の範囲内です。

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13:14@柳原うどん。そこには自転車あるあるの光景が、、、

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仕方なく、近くのうどん屋で吉田うどんを食べたのですが、今ひとつでした。

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14:04@平野へと山中湖畔を戻りますが、目指す三国峠は分厚い雲の中です。大丈夫だろうか、あんなとこ行って?と心配になります。

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14:35@見晴し台からは、辛うじて山中湖が見えました。山からは冷たい風が吹き下ろしてきます。吉田うどんで脚は復活、もはやスピードはありませんが、着実に上って行けます。

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14:47@三国峠は白い世界でした。不思議と風はなくなります。ヘッドライト、テールランプを点灯し、慎重にダウンヒルを開始しました。オリンピックに向けて路面が万全に整備されているので助かります。

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モノトーンの世界を下っていくと、5台程の自転車とすれ違い、ビックリです。15%超が頻発するこの上りに挑戦する激坂悶絶教の信者です。

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14:56@明神峠まで来ると雲の下に出て、視界が戻って来ました。

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今回、怪しい雲行きにもかかわらず三国峠ルートへ突入したのは、この世附(よづく)林道ゲートを確認したかったからです。この林道は、丹沢湖からここまで続いているのですが、過去に自転車事故が多発したそうで、現在は自転車もNGとなっています。徒歩はOKなので、まずは歩いてルート調査でしょうか。

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15:21@駿河小山駅に到着。帰宅ラッシュ回避で、早めに輪行することにします。輪行の準備をしていると、観光協会の方がやって来て、輪行記念バッジを頂きました。駅前に、Fuji Cyclegate という施設が開設されていて、休憩施設やシャワールーム、レンタルバイクがありました。ここで電動レンタルバイクを借りて明神峠あたりでレース観戦という手がありそうです。

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今回、輪行駿河小山駅を利用して分かった良かった点をリストしておきます。

  1. 国道246を走らなくていい。駿河小山から谷峨区間はどうしてもR246を走らねばならないのですが、平日は大型車が多く、かつ、この区間は道幅にあまり余裕がないため、背中に常に大型車のプレッシャーを感じ、恐怖でしかありません。
  2. 駅が高い位置にあるので、上り階段数が少ない。上り階段は、写真に写っている部分だけです。
  3. トイレがすぐそば(階段横)にあり、輪行自宅で汚れた手をすぐに洗える。

デメリットは、以下の点です。

  1. 電車の本数が少ない。大体30分に1本です。
  2. 2本に1本がワンマンカー。ワンマンカーは最前部車両から乗り込ます。混んでいると車内移動は困難なため、自転車の置き場に困る可能性があります。

走行距離:138.7km、獲得標高:1,928m、消費エネルギー:2,733C