2018走り納めは、東京湾ループ
年末大掃除を済ませ、2018年の走り納めをできる運びとなったのですが、年末寒波の極低温に恐れをなし、行き先を決められません。そんな中、Stravaのログを眺めていると、2018年の合計走行距離:4,870kmというのが目に止まりました。今年は1年フルに走ったのに5,000kmに届かないのは、ちょっと悔しいです。ということで、走り納めは、今年度最長距離&年間走行距離5,000kmオーバーというテーマで、二年ぶりに東京湾を一巡りすることとしました。
12/30 5:30@自宅をスタート。予想通りの寒さです。アンダーを二枚着込み、ネックウォーマーで頭部も包み完全武装で臨みました。走り出しは、ウォームアップを兼ねて20km/hほどのスピードで走り、じっくり体を温めます。この時期、基本北風ですので、ルートは時計回りを選択、国道15号線を北上しました。
大森海岸付近で夜が明け、日差しがビルやマンションの上層に当たり始めます。
7:20@高輪。2020年開業予定の高輪ゲートウェイ駅です。
7:43@銀座。前回も愚痴をこぼしましたが、銀座から日本橋にかけては信号ストップばかりです。動いていれば寒さをしのげますが、ビルの谷間で日差しの届かない交差点での信号待ちは凍えます。
7:52@日本橋。高速道路地下化計画、完成は20年後だそうです。20年後となると車社会自体が大きく変容している気もします。
8:00@小伝馬町で道沿いにデニーズを発見し、朝食休憩としました。気温が最も低い中を2時間以上走るパートなので、1回目の休憩は暖かい場所で摂ると決めていました。
前回の東京湾一周で難儀したのが江戸川越えでした。できるだけ海岸線を走ろうと湾岸線を選んだのですが、大型車の多い湾岸線の路面はガタガタ、挙げ句の果ては江戸川付近で自転車進入禁止の標識に行く手を阻まれ、迂回路を求め彷徨いました。今回は、事前に情報を収集し、都道315号線を走ることにしました。少し内陸部を通過しますが、蔵前橋(隅田川)、平井大橋(荒川)、市川橋(江戸川)と非常にスムーズに渡河を完了できました。隅田川を越えると、道路にも陽の光が届きはじめ、交差点待ちも苦ではなくなって来ます。それにしても、久しぶりの青空です。
12/30は日曜日でもあり国道14号線千葉街道は普通車のみ、交通量もそれほどはありません。追い風にも助けられ、順調に谷津まで進みましたが、県道15号線方向に右折するところで、ちょっと迷いました。地図上でR14と交差する地点は、道同士は接続していない立体交差となっていました。船橋競馬場駅の先で斜め右へと進むのが正解でした。
谷津干潟から県道15号線に入り、幕張の海岸沿いを走ります。
10:33@花見川に架かる美浜大橋で写真を撮りましたが、強風で体が揺れてピントが定まりません。東京湾には白波が立っています。私は追い風で楽をさせてもらいましたが、反対方向に走る皆さんは、大変な苦行を強いられていました。私も撤退不可能な地点まで来ていることになります。金谷まで走り切らないと帰宅できません。
10:40@前回も休憩した稲毛海浜公園でエネルギー補給をする予定でしたが、風が強くてそれどころではありません。この写真の撮影時も、カメラを構えると風で自転車が動き出し、慌てて駆け寄ることを2度ほど繰り返しました。
国道357号線に復帰し、千葉駅付近を通過するあたりには、道路沿いに飲食店も多いのですが、走行距離はまだ70kmと、腰を据えて休憩するには中途半端です。結局、エネルギー補給は、空腹を感じたタイミングで、風を除けらる場所を探し、立ったまま行う羽目になりました。
追い風に乗って順調に進んで来ましたが、国道16号線五井付近で、突如向かい風となり急ブレーキがかかります。帰宅後、地図を調べると、AGC千葉工場のところで道が北西にカーブしていました。
11:58@養老川を超えたところで左折し、R16を離脱します。この五井から君津にかけてはのR16は、コンビニすらない産業道路で苦行以外の何物でもありません。そこで今回は内陸側のJR内房線沿いを走る県道にルートに設定していました。このおかげで、向かい風からは逃れられました。しかし、強烈な横風を受け、風の吹き抜ける場所はかなり危険でした。この強風でフェリーが運行停止になるのではと心配になります。
姉ヶ崎付近で自宅から100kmを超えます。お店に入ってランチの余裕はないと判断し、コンビニでエネルギ補給です。
13:11@アクアラインの下を通過、木更津が近づいて来ました。
13:28@木更津港を走っていると何艘ものクレーン付きの船が係留されています。そしてその船の間から沖合に特徴的な橋が見えました。帰宅後調べてみると、クレーン付きの船は、土砂を運ぶガット船という船で、沖合の橋は、鳥居崎海浜公園中の島大橋とわかりました。中の島大橋の上からの眺めが気になるところですが、寄り道する余裕はありません。
14:16@富津岬の展望台は、錆が浮いて、少し廃墟感が漂って来ました。
驚くべきは風です。富津岬の風は微風です。幕張では白波を立て荒れていた東京湾ですが、ここには波すらなく、湖面のようでした。
富津岬から金谷までのルートも、いつもとは違う道を走ろうと、里山ルートを作成してガーミンに入力、案内されるがままに佐貫から里山の道へと入ったのですが、途中でガーミンの動作が怪しくなり、民家の庭先で行き止まりとなりました。幸い周囲は田圃、見晴らしが効いたので、車の往来のある方へと戻る事でコースに復帰できました。
15:50@159kmを走破し、金谷港フェリーターミナルに到着。予定していた16:30のフェリーに乗船します。先週のフェリーは空いていて一階の船倉しか使用しませんでしたが、今週は自転車は二階へと誘導されました。
久里浜から自宅の30kmに関しては、何の心配もしていなかったのですが、今回は疲れがドット出て体に力が入りません。最後は、15km/hほどのスピードでヘロヘロになりながら、なんとか自宅に辿り着きました。
先週は雨上がりの路面で90分だったのに、今週は110分もかかってしまいました。寒さでエネルギーを余分に消費したとも言えますが、走り込み不足も大きな要因のようです。
走行距離:192.2km、獲得標高:598m、消費エネルギー:3,138C
年間走行距離:5063.2km
来年また一つ歳をとりますが、年間走行距離6,000kmをチャレンジ目標に頑張ります。東京湾ループも健康診断の一項目に追加でしょうか。
2019年もよろしくお願いします。