Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

静かなる非日常の箱根

在宅勤務も二週間が経過し、新たな生活リズムが形成されつつあります。運動不足解消のために夕方30kmほど自転車に乗ると、適度に疲れて夜は10時ごろには眠くなります。必然的に朝は5時には目覚めるという早寝早起き生活をしてます。

何となく曜日の感覚も薄れて来ていて、週末のロングライドは、区切りを明確にするためにも重要になって来ました。

7:04@江ノ島片瀬海岸。サーファーの数も散歩する人影も普段と変わりません。いやいや、普段よりも多いかもしれません。

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大磯でエネルギー補給。好天に恵まれ自転車の数はいつもの休日と同じですが、高校生のチャリンコ集団をちらほら見かけます。彼らも休校でエネルギーを持て余しているようです。

9:18@箱根湯本三枚橋。箱根旧道を行く予定でしたが、国道1号線の車はまばらです。交通量が多いので回避して来たR1ですが、これはチャンス!と直進しました。

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9:24@函嶺洞門を通過。箱根湯本の温泉街はガラガラでした。

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9:27@新緑の紅葉が美しい塔ノ沢温泉。

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登りが本格化し私のスピードがダウンすると、横を通り過ぎて行く車やバイクが気になります。観光バスは皆無ですが、路線バスは定期運行しています。10分間隔でほとんど乗客のいない桃源台行き箱根元町行きがやって来ます。

9:39@こんな滝あった?と思った蛙の滝(かわずのたき)。由来が記されていました。

昔、この辺りに悪い病気が流行った時、この滝の近くに住んでいた蛙が村人の枕元に立ち、木陰を作ってくれるなら病気を治してあげようといいました。村人が言うとおりにすると病気が治ったことから名付けられたと言われています。

まさに今の状況ですね。さて「木陰」とは何をすればよいのでしょう?

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9:52@大平台ヘアピン。この場所の写真を撮るなら、この位置がベストポジションでした。この後、やって来たサイクリストもここで撮影することにしたようです。

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10:06@宮ノ下を通過すると斜度がアップ。ここから小涌園までがR1の難所です。先ほど大平台で一緒になったサイクリストにここで追い抜かれました。皆さん、クルクルと軽快にペダルを回して上って行きます。いつものことですが、羨ましいです。

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小涌園のファミマで休憩することを楽しみに斜度10%超区間を上って来たのですが、何とお店が無くなっていてガックリ。近年、閉店するコンビニが多いので、事前確認が重要です。

10:54@新緑と桜が同時に進行する箱根路、秋とは異なる風情です。最高のコンディションですが疲れもピーク、年配のランナーに追い抜かれます。

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11:13@ヘロヘロになりながら芦の湯温泉に到達。R1でこの有様なので、旧道だったら歩いていたと思われます。

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11:21@精進池。池の横では交通事故が発生していました。こんなにも交通量が少ないのに車がフェンスに衝突しています。

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11:30@芦ノ湖に到着。土曜日の雨が空気を浄化し富士山がくっきり見えます。冬場より雪も多く、眩しいほどの白さでした。

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外国人観光客のいない湖畔は、人影まばら、お店も半分がクローズしています。非常事態宣言下、非日常の芦ノ湖畔は長閑でした。

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いつもなら国府津から輪行で帰宅するところですが、輪行は自粛中。自走で帰宅します。往路は空いていたR134でしたが、帰路は大渋滞。天気に誘われ、湘南を多くの人が訪れたようです。閑散とする都心に対し、新たな感染危険ゾーンの誕生です。日中、江ノ島付近を通過しないルート設定を考えねばなりません。

走行距離:152.5km、獲得標高:1,311m、消費エネルギー:2,717C