箱根チャレンジ月間2
2022.03.17
木曜日ですが、気温が高く、風も弱い予報、有給休暇が大量に余っているので、消費することにしました。箱根チャレンジ第3弾は、湯河原から椿ラインへと向かいます。
久しぶりに夜明け前に自宅を出発。気温が20℃まで上昇する予報で、服装を迷いましたが、早朝と最高地点が1,000mであることを考えて冬装備、グローブだけは薄手を選択しました。
この日は、体がやけに怠くて気分はブルー、椿ラインなんて上れるか?と愚痴りながら湘南の海岸線を西へと進みます。
小田原までは冬装備で問題なかったのですが、真鶴旧道の上りが始まると、暑さを感じ始めます。
根府川周辺にはオカメ桜が植栽されていて、ピンク色の花を咲かせていますが、まだ木がどれも小さくてちょっとインパクト不足です。見応えのあるサイズになるのは、10年、20年先か?私は見ることはないのかなぁ なんて思いながら通過。
毎年楽しみにしている真鶴旧道沿いの河津桜は既にピークを過ぎていました。しかし、瑞々しい新緑のグリーンは、今年の初モノです。考えてみると新緑一番乗りは桜ですね。
自宅から80km走って、漸く本日のヒルクライムのスタート地点に到着です。ここまでの上りでたっぷり汗をかき、怠さが解消されてスッキリしたのは良いのですが、冬用ジャージでは暖か過ぎるコンディションです。リュックを背負っているのですから半袖ジャージを持ってくるのだったと後悔しました。早く高いところに行く必要があります。
標高400mを超えると山岳道路の雰囲気になってきます。平日でもそこそこバイクの通行がありますが、暴走している奴はいないので平和でした。しかし、ここまで上ってもまだまだ暑いです。南斜面の椿ラインHCは、2月の風のない冬晴れの日に実行するのがベストですね。
いつもは、ししどの窟でたっぷり休憩するのですが、今日は、写真撮影だけで通過します。この辺りから雲が太陽を適度に遮ってくれるようになり、暑さも一段落しました。
箱根レーダー局からは、ここまでのルートが一望できます。写真を撮ろうとカメラを構えると、二の腕が震えます。ししどの窟の休憩をパスしたので、体は大分お疲れのようです。
19.5kmポストの少し先が大観山(標高1,011m)のピーク。冷たい風が吹き抜け、汗が一気に冷えます。富士山も見えないので、写真撮影もそこそこにレストハウスに逃げ込みました。
たっぷり汗をかいたのでキッチリ塩分補給します。これを怠ると後半戦がバテバテになるというのが経験則です。
13:20@後半戦スタート。日差しが無いとダウンヒルは寒く辛い、箱根峠への軽い上りはWelcomeでした。
箱根峠からは、県道20号線(熱海箱根峠線)をパスハントしながら進みます。下基調ですから楽チンです。
熱海峠からのダウンヒルは、急勾配に加え、応急修理を長年繰り返してきたつぎはぎだらけの最悪路面との戦い。こんな路面に油圧制御のディスクブレーキは強い味方です。
今回は、新しいルートを開拓するべく、姫の沢公園から伊豆山方面へ伸びる市道へと向かいます。要所要所にMOA美術館への標識があり、それを辿って行きます。
少し期待していた市道ルートですが、勾配は厳しく、路面状態も芳しくありませんでした。特に熱海GC付近は、アスファルトがひび割れて、まるで石畳を走っている感じです。熱海峠は県道20号線利用が無難なようです。
MOA美術館への標識を見落として熱海駅に出てしまいました。超激坂を下ってしまったので、とても戻る気になれません。大人しく熱海駅から国道135号線へと向かいます。
土石流災害のあった伊豆山のポイントを過ぎたところで、熱海身代わり不動尊の満開の桜に引き寄せられました。見事な枝ぶりで圧巻です。
湯河原親水公園でトイレ休憩。大観山の寒風は何処へやら、海はベタ凪で暖かい。この日は無理せず根府川から輪行、帰宅ラッシュが始まる前に帰宅することができました。
走行距離:134km、獲得標高;1,692m、消費エネルギー:2,371C