林道経由で堂平山へ
2021.11.26
2021年も残り1ヶ月余りです。今年走らねばと思っていて、まだ走れていない場所はと考えた時に、台風の痛手から復活した奥武蔵グリーンラインが思い浮かび行ってきました。普通にグリーンラインを走っても面白くないので、林道経由で堂平山を目指すことにしました。
7:00@道の駅「おがわまち」をスタート。この道の駅をベースにしての遠征は、3回目ですが、寝坊したり、事故渋滞に巻き込まれたり、と何かアクシデントが起こったのですが、今回は極めて順調、予想以上早く到着してしまいました。気温6℃と冬の寒さ中、出発の準備をしました。
道の駅からは、西光寺の前を通る地元道をしばらく進み、県道30号線(飯能寄居線)に入ります。平日朝の通勤の時間帯と重なり、両方向ともそこそこの交通量です。若干の上り勾配のため、こちらのスピードは上がらず、背後に大型車のイライラの気配を感じて歩道にエスケープします。
7:21@r30を離脱し最初の林道へと向かいます。ようやく太陽が周囲の山の稜線を越え、光が届き始めましたが、まだまだ寒いです。
7:30@雀川砂防ダム公園でトイレ。寒い季節はトイレの頻度が高まります。
7:33@公園の先に林道雀川上雲線の起点がありました。ここからヒルクライムスタート。3つのピークを越えて行く感じのルートで、最後のピークとなる「ブナの森の山小屋」からの上りは、距離500m、平均勾配10%と、ひと汗かきます。ヒルクライム効果で、ようやく寒さから解放されました。
8:05@林道雀川上雲線終点。左は明覚駅方面、右が松郷峠です。
8:16@松郷峠から県道273号線(西平小川線)を少し下ると林道赤木慈光線の起点です。
杉林の中を、淡々と上り、最後に少し下るという、余り面白みのない林道でしたが、軽トラ一台としか出会いませんでしたからそれで良しです。
9:00@T字路に出ると林道赤木慈光線終点、ここで赤木七重線に接続します。碑原峠(左)、館川ダム(右)です。
9:08@暗い杉林の急勾配を上り切ると碑原峠。これから目指す堂平山方面の山並みが見え、あそこまで上るのか!と標高差を実感します。峠から下って行くと七重休憩所(トイレ有り)が現れ、その先で林道栗山七重線と合流、七重の集落を抜けて上って行きます。
9:32@七重峠に到着しましたが、ここで問題発生です。ここからの剣ヶ峰七重線が通行止めとなっています。寄居林業事務所サイトの通行止め注意情報に剣ヶ峰七重線は掲載されていなかったので通行可能と思っていたのですが、誤算でした。休憩所でエネルギーを補給しながらどうするか思案した結果、取り敢えず行けるところまで行ってみることにします。
9:49@通行止めの原因と思われる場所を通過。路面自体は既に修復されていましたが、崖がビニールシートで覆われています。この場所を過ぎると、しばらく走り易い未舗装路が続き、何だ大丈夫じゃんと思ったのですが、、、
9:58@森の広場の先で再び通行止めの木柵が出現します。「台風19号の影響で通行止め」とあり、2年以上通行止めとなっているようです。ここから先は、大量の落ち葉に覆われた超ガレガレ路面となり、押し歩きです。路面は、崩落していたり、土砂倒木が流入していたりと、台風の痛手がそのまま残っていました。
10:38@40分歩いてようやく堂平山への舗装路に出ます。脚がパンパンです。今回、無謀で馬鹿なことをしてしましたが、剣ヶ峰七重線は、当面修復されないと思われますのでご注意ください。
10:44@堂平山に到着。風も弱く、快晴、360度の眺望を満喫できました。両神山や、遠く赤久縄山の稜線が見えたので、御鉾スーパー林道から堂平山も見えそうです。
白石峠から奥武蔵グリーンライン(林道奥武蔵1号線、2号線)を行きます。平日ですが、そこそこの自転車、バイク、車の往来があり、ほとんどが私と同年齢のシニア世代です。
11:15@白石峠、11:24@高篠峠、11:35@大野峠、11:44@刈場坂峠、11:54@ブナ峠、12:02@飯盛峠
沢山の峠を通過する尾根筋ルートですが、刺激というか、ワクワク感というか、達成感に乏しく、単なる移動区間と化してしまいました。前週の秘境皮子平の影響でアドベンチャー的要素の魔力に囚われつつあるのかもしれません。
12:06@林道梅木線でグリーンラインから離脱します。今の私には、グリーンラインにアプローチする道の方が興味ありで、ちょとワクワクです。
12:12@野未張(のみずり)見晴台のベンチで休憩。関東平野を一望できます。
野未張見晴台を出発直後、シニアの自転車とすれ違いましたが、かなりお疲れの様子です。それもそのはずで、しばらくハードな下り区間が続いていました。やはりグリーンラインにアプローチする道は楽しそうです。
12:39@人里まで下ったところに立派な山門が現れます。長昌山龍穏寺の山門です。帰宅後、調べてみると室町時代からの由緒ある寺院、ちゃんと見学するべきでした。
この後、龍ヶ谷から越生へショートカットするルートを進んだのですが、超激坂に心臓が壊れそうになります。この坂、以前に通過して、ブログに 壁!と注意を書き残していたのに懲りずに突入してしまいました。
この日は珍しく昼食の店(うどん屋)を選びルートに組み入れていたのですが、本日休業のサイクリストあるある、いつもの通りコンビニで昼食です。
14:01@明確の駅前を通過し嵐山渓谷へ至ると紅葉が見頃でした。
14:30@何とも中途半端な時間に道の駅「おがわまち」に帰着。嵐山渓谷を散策するべきだったか?今回は、ルート設定にもう一工夫必要だったと反省です。
走行距離:64.7km、獲得標高:1,498m、消費エネルギー:1,666C