湯河原星ヶ山公園に挑み、撃沈しました。
2021.12.04
今年2月に湯河原を訪れた際、星ヶ山公園を目指すも迷走して目的を果たせませんでした。その目的を完遂するべく、星ヶ山公園ヒルクライムに挑んだのですが、見事に返り討ちに遭ってしまいました。
7:11@片瀬海岸。日の出直後の一番冷え込む時間帯、完全冬装備ですが凍えます。
7:42@茅ヶ崎サザンビーチまでが寒さのピークで、ここから先は、向い風との戦いとなりました。
鴨宮の松屋で休憩&朝食。冬場は、暖かい室内でエネルギー補給したいと考えるのは皆同じ、私と入れ替わりにご夫婦のサイクリストが入店です。
9:40@真鶴旧道に入る根府川交差点はいつも気を遣います。右手で合図して思い切りよく右折車線へ移動します。
この日のルートは、海岸線を走って真鶴まで行き、星ヶ山公園HC、その後、白金林道から石垣山を経由して小田原へ戻ります。
山間部の林道、特に北向き斜面は日が当たらず寒い思いをしますが、ここは南向き斜面、日差したっぷりで上りはジワっと汗ばみます。道路沿いの蜜柑畑は、オレンジ色でにぎやかです。
10:13@星ヶ山公園HCのスタート地点。Googleマップを眺めて、真鶴旧道からアクセスするルートを採用しました。まずは、湯河原町総合運動公園を目指します。
事前の予習で覚悟していましたが、平均勾配9%程の上りは、やっぱりキツい。総合運動公園で一旦斜度が緩みます。それでもここまでは激坂領域でした。
10:30@平坦区間で一息入れ、福浦からの道に入ります。福浦からストレートに上ってくると、平坦区間なしになるので、さらに厳しいことになります。
10:36@湯河原カンツリー倶楽部の入口を通過。ここまで距離700m、平均勾配10.7%、心拍数も160を越え、悶絶領域に突入です。
斜度が緩むことを切に期待しながらカーブを曲がりますが、厳しい現実。ガーミンの表示は15%以上を推移しています。この地点でついにギブアップ、屈辱の舗装路押し歩きとなりました。数年前に比べ、かなりヒルクライム耐性がアップしましたが、15%オーバーとなると太刀打ちできません。
10:57@偉光郷(えらこうごう)という宗教関係の施設。ここでようやく勾配が緩みました。湯河原カンツリー倶楽部からここまで、距離1km、平均勾配11.2%です。
これで悶絶激坂は終了かと思ったら、湯河原美化センターから再び悪夢が!!
11:07@星ヶ山公園さつきの郷に到達。Stravaを見るとゴルフ場からさつきの郷までのベストタイムは、何と9分58秒!、驚きです。
さつきの郷からの眺めはというと、うーむ、今ひとつです。苦労した割に報われません。
道はまだ上へと続いているので、行ってみることにします。勾配の緩む気配はなく、当然、押し歩きです。写真の場所は20%でした。
11:40@悶絶激坂を上り詰めた所にあったのは、駐車スペースと小道地蔵堂寺屋敷跡という史跡でした。アマチュア無線の愛好家が、「風さえ吹いていなければ、良い場所ですが、、、」と交信するほどの吹き曝しの場所でした。
眺望はというと、270度位の視界が開けます。しかし、逆光のため肝心の真鶴半島方面にカメラを向けることができず、ガックリです。辛うじて湘南の海岸線を捉えることができました。
12:11@エネルギー補給して、後半戦の白銀林道へ突入。はじめこそ砂利多めでしたが、すぐに快適なフラットダートとなりました。林間を走るので、風の影響からも開放されます。
12:50@5つ目のグラベル区間は、長くて路面状況もいろいろです。後半部分には、砂利が大量投入されていていました。
13:17@白金林道(左)、石垣山方面(右)の分岐。左へ進めば、ターンパイクを横切り、箱根湯本に至ります。右の石垣山へのルートを調査することが、本日の目的です。以前に石垣山側からアプローチを試みて、余りの道の怪しさに途中断念した経緯があり、今回は、逆からアプローチします。
路面の崩落等はありませんでしたが、舗装は粉々で、至る所に雨裂が生じた道と化していました。とても乗車できるような状態にはなく、自転車を押してトボトボと下りました。
13:33@砂防ダムの工事現場から乗車可能な舗装路が復活します。
13:36@記憶にある廃棄物処理施設の横を下って行くと、石垣山への向かう広域農道とクロスしました。
この広域農道、前回訪れた際は、工事期間「平成30年10月31日まで」となっていたのですが、今回は「令和3年12月28日」に更新されています。いったいいつ開通するのでしょう?
石垣山へと再び上りです。星ヶ山公園で消耗した脚から残りパワーを絞り出します。
13:52@石垣山一夜城に到着。ベンチで一息。
14:02@小田原市街が一望できる石垣山のこのカーブはオススメの絶景ポイントです。テレビCMにもこの景色が登場します。路面はドーナッツ型の滑り止めですが、タイヤをGK-SS 35Cに変更したことで、あまり苦ではなくなりました。振動がとてもソフトです。
小田原から輪行することも考えていましたが、復路は追い風で楽勝、自宅まで走り切りました。
走行距離:150.9km、獲得標高:1,323m、消費エネルギー:2,601C