不完全燃焼の大弛峠 2019
八月の三連休は、お盆の民族大移動と重なるために、自宅周辺の超早朝ライドで過ごしましたが、日差しは強烈! さらに、大型台風通過後の土日はこの夏一番の猛暑の予報です。この暑さから逃避するためにはやはり標高2,000mを目指すしかありません。そこで、今年も大弛峠を目指す計画を立てていました。鳥居峠の駐車スペースまで車載して大弛峠まで自転車、そして金峰山へアタックという登山メインのプランです。ところが、天気予報が直前になって急変、日曜日は曇りマークになり、ついには、午後からは雨マークがつくようになってしまいました。目的地を変更するにも、関東周辺の山間部はいづれも急な雷雨に警戒の注意報だらけでリスクは変わりません。半ばやけくそで、雨が降る前に往復するという暴挙に出ました。
既に2回レポートしているコースですので、単純に往復するのであれば、あまり書くネタがありません。今回は、次回へ向けての自分用メモとして記録します。
6:15@道の駅まきおかをスタート。ところどころに青空が見えるものの雲の量は多い。道の駅に到着した際にはクローズしていたデイリーヤマザキは6:00にオープン。
6:25@牧丘大橋から葡萄畑の直線的な上りへ突入。白幡神社の鳥居の付近から10%区間が始まる。
6:50@杣口浄水場を通過。6:30を過ぎると山影から太陽が顔を出すので、それまでにここを通過したい。今日は雲が多くてラッキー。
浄水場を通過しても断続的に斜度10%区間が現れる。琴川に架かる鳥之口橋を通過して、斜度は、ようやく落ち着く。
7:10@「こ」(琴川ダムまで8.5km)を通過。ここから先は林間コースとなり直射日光から逃れられる。
金桜神社奥社跡地の看板付近で標高1,000m。
7:23@「と」(琴川ダムまで7.5km)を通過。時速4.6km。
7:28@「か」(琴川ダムまで6.6km)を通過。時速10.8km
7:43@「わ」(琴川ダムまで5.0km)を通過。時速6.4km
7:54@「ダ」(琴川ダムまで4.0km)を通過すると稜線区間となる。時速5.5km。直射日光にさらされるが、標高も1.200mを超えているのでギリギリセーフ。
8:01@谷越えでガードレールが見えるポイント。あそこまで登るの?となるが、それ程きつくない。
8:12@「ム」(琴川ダムまで2.0km)を通過。時速6.6km。写真の撮り方がいい加減で、「ム」がフレームアウト。「ム」の100mほど手前に、姥の栃と呼ばれる巨木があるが、いつも上りに集中していて往路は見逃す。
8:25@鳥居峠。これまでは、柳平で休憩したが今年はここで休憩&エネルギー補給。柳平は、キャンプ場が併設され、ボーイスカウトや林間学校の子供達で賑わっていたので、こちらで正解だった。
帰路に、琴川ダムに立ち寄ったところ、ダムサイトの横に東屋があり、ベンチとテーブルもあるので、休憩場所としてお勧め。道もほぼ平坦です。
柳平の斜度10%超の直線的な上りで後半戦スタート。柳平の路面の割れ目が年々増大している。割れ目を通過する際の衝撃は非常に大きいので、帰路の下りは要注意です。
8:54@川上牧丘林道起点。大弛峠まで14km。
9:16@大弛峠まで12km。時速5.4km。
ところどころにフジバカマが咲いているので、どこかにいるだろうとアサギマダラを探しながら走る。
9:38@大弛峠まで8km、平坦区間終了。時速10.9km。ここから先で毎回苦戦します。
斜度6%から9%の上りなのだが、体感的にきつく感じる。標高も1,800mを超えるので空気が薄いのか?
9:57@目印の大きな岩。6kmポストに到達したら休憩することを目標に走っていたが、なかなか6kmポストが現れない。
10:13@大弛峠まで5km。時速5.1km。毎年6kmポストを見落とす気がする。
10:20@涼しい沢筋のところで休憩。ちょうど標高2,000m付近。
10:46@大弛峠まで3km。腰を降ろせる大きな岩があるので、休憩するならここがお勧めです。
ようやく山の稜線が見えてくる。晴れていれば、金峰山が見えるポイントがいくつかあるのだが、この日は雲の中で全く見えない。
11:25@大弛峠到着。気温は20℃以下、汗が冷えてウィンドブレーカを着込こみます。
チャンスがあれば夢の庭園まで行くつもりでしたが、周囲は白くなり、時々ポツリポツリと雨粒が当たります。早々に戻る方が良さそうです。
11:45@撤退開始。ダウンヒルで指先が冷たく感じます。10台ほどの自転車とすれ違いました。
13:35@道の駅に帰着。自転車を車に積み終わったところで、ザザーっと降ってきました。不完全燃焼の大弛峠でしたが、これで正解だったようです。
走行距離:60.8km、獲得標高:1,704m、消費エネルギー:1,950C