最強寒気が生み出す透明度は凄かった!
先週に引き続き伊豆半島、それも西伊豆を攻略しようと準備していたのですが、
最強寒気来襲!!!
先週でさえ、朝は凍える寒さに泣きが入りましたが、さらに3度くらい低い気温となりそうです。迷いましたが西伊豆まで行って低体温でDNFは余りに悲しいので、今週は断念しました。ではどこへ行くか?と各地の天気を調べましたが、どこへ行っても厳しい気温です。結局、温順しく三浦半島と言う結論となりました。三浦半島はレポートしつくした感があるので、今週はブログもお休みだなと思いつつ出かけたところ、驚くべき景色が待っていました。
早朝の寒さを避けて8:30スタートです。アンダーを2枚重ね着して寒さ対策しましたが、シューズカバーをしていても足先が寒い!スタート後1時間は、ガーミンは0℃を記録していました。
写真は、金沢八景の少し先の六浦の交差点。国道16号線に環状4号線がぶつかるT字路です。逗子、鎌倉方面へ向かうには、ここを右折するのが一般的ルートとなりますが、この交差点は横断歩道がなく二段階右折ができません。右折レーンに入って曲がるしかないのですが、交通量が多く危険です。これを回避する手段はいたって単純、200m先の次の信号でUターンして戻り、環状4号へ左折するのが安全です。
9:44@渚橋まで来るといつもと次元の違う透明度の景色が飛び込んできました。あらゆるものが異常にクリアに見え、遠近感が違います。今週は、体力維持のトレーニングライドと思っていましたが、少しやる気が出てきました。
9:55@森戸海岸、写真では再現しきれませんでしたが、丹沢の山並みがクッキリと見えました。
葉山の御用邸の所に来ると警察が交通整理をしていて、監督者と言う胸当てを着けた人が交差点ごとに数名います。「今日は何かあるのですか?」と聞いてみると「三浦半島駅伝です」とのこと。ちょうどこの辺りを走っているらしく、信号機は全て点滅でランナー優先となっています。そんなわけでノンストップで三浦半島を南下するという貴重な経験をすることになりました。
先頭のランナーを撮影しようと追いかけてみましたが、ポツポツとランナーを追い抜きますが、なかなか先頭が見えてきません。ランナーの皆さん、平地を20km/h以上のスピードで走っていて、登り坂は私よりも高速です。三崎口駅からのダラダラ続く登りでようやく先頭に到達しましたが、この先の引橋交差点で三浦海岸方面へ曲がってしまいそうでシャッターチャンスを逃しそうです。慌てて歩道へエスケープし、次に来るランナーを撮影しました。写真のランナーは、多分3位です。
松崎入口交差点の付近からは東京湾が見えます。50回以上このポイントを通過していますが、房総半島がこんなに近く見えた記憶がありません。
11:07@城ヶ崎大橋からの景色は!と、橋の真ん中まで行ってみました。何もかもがはっきり見えます。
次は、岩堂山へ向かいます。
大根畑の向こうには、大島がクッキリ。先週、伊豆半島から見た大島よりもはっきり見えます。
岩堂山から見渡す景色も透明度抜群でした。
江奈湾を見下ろす丘ではピカピカの景色を堪能。
11:43@江奈湾も普段の2倍は素敵です。
寒さで観光客は少ないだろうことから、ちょっと期待していたのが松輪漁協のレストラン。いつもは混んでいてとても入れないのですが、今日は10分待ちでテーブルに案内されました。
注文したのが、これ(松輪サバの2種盛り)です。お刺身は、左から〆さば、鱸、鰆の炙り、サバの炙りです。副菜は、大根の煮物、大根と胡麻の和え物、大根の味噌汁、大根のお漬物と三浦大根づくしです。
お味はというと、刺身は新鮮だけれどもビックリするほどでもないというところでした。松輪サバの旬は秋口なので、脂の乗りがいまひとつという感じでした。ここでは、焼き魚か、煮魚を注文する方が、満足度が高い気がします。大根に関しては、かなり満足です。
満腹のお腹を抱えて、いきなり剣崎の坂を登り、あみちゃん坂を下ります。金田漁港からは、房総半島が目前に見え、大きな湖にいるような眺めでした。
午後になって雲が日を遮り、一気に気温が低下。観音崎へは向かわずに浦賀からショートカットして帰路につきました。
八景島まで戻って来て、海の公園で一息入れます。ここで休んでいるときは、風もなくそれほど寒くないと感じたのですが、産業道路を走り始めるとやはり寒い!一目散に逃げ帰りました。
走行距離:101.2km、獲得標高:608m、消費エネルギー:2,357kcal