Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

渋沢、大磯の丘陵地帯を彷徨う

2021.01.30

相変わらずの自粛生活が続いています。三浦半島をグルグルするのにも飽きてきたので、一月の最終週は西へと進路を取りました。神奈川県内キープという自主規制のもと、真鶴半島でも目指そうかというゆる〜いプランです。真剣に真鶴半島を目指すのであれば、6:00に自宅を出発するべきなのですが、気温5℃以下で2時間以上走ると壊れてしまうので、7:00にスタート。それでもスタート時点の体感温度は0℃以下、冬用のアンダーを2枚重ね着して完全防寒体制です。

8:46@蒼く澄み切った空の下、冬の片瀬海岸は妙に清々しい景色でした。それにしても、こんなに広かったか?

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富士山もようやく雪化粧、丹沢の山並みも山頂付近が白くなっています。

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9:24@相模大橋の温度計は7℃。少し足先がジンジンしていますが、危険な時間帯は終了、ひと安心です。

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9:39@大磯の花水川河口付近。激しい波が打ち寄せるスポットにサーファーが集まっていました。一昨年の台風の直後は、夥しい流木に埋もれていた場所ですが、その面影はどこにもありません。片瀬海岸と同じく、サッパリした景色です。

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9:52@今日のテーマは海とするべく、久しぶりに太平洋岸自転車道を流しました。自転車道からR1へ復帰したところでコンビニ休憩、長丁場に備えて野菜たっぷりワンタンスープとバナナでエネルギー補給です。日差しを浴びていればポカポカの冬のサイクリング日和になって来ました。

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小田原へ向けて国道1号線を進んで行くと、主要な交差点は軽〜く渋滞しています。月末の土曜日だからでしょうか?この分では早川の交差点から先は混んでいそうです。真鶴がちょっと面倒になってきました。ならばと今日のテーマを海から富士山に変更、国府津から県道72号線へ入り松田方面へと向かいます。

10:52@曽我の梅林を偵察しましたが、まだ殆ど咲いていません。この冬の寒さは本物のようです。それでも数本、花をつけた木があったので、パチリ。今年も、2月8日から梅祭りが行われるようですが、飲食等の営業無しのコロナ対応での開催だそうです。

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11:21@r72を「me-byo valley BIOTOPIA」という不思議な看板で右折して、新松田方面へ。足柄峠から富士山を眺めることも考えましたが、年末に訪れているので、今日は渋沢の丘陵地帯を走ることにしました。

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7、8%の勾配をひと登りすると、南足柄の街並み、足柄の山並みの先に富士山が綺麗に見えます。

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この丘の頂上部分に、BIOTPIAという複合施設があります。私の年代だと、ここは第一生命の大井社屋があった場所なのですが、現在は「未病バレー ビオトピア(未病改善の取り組みを実現する理想的な里)」となっています。今ひとつよくわからないコンセプトの場所ですが、喫茶(コーヒーではなく緑茶とおにぎり)、トイレ、ベンチがあるので、休憩ポイントに便利です。

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11:51@東名高速のガードを潜ると県道77号線。足柄峠丹沢湖からの帰路によく利用する道です。いつもは直進しますが、今日は左折して県道708号線で渋沢方面へと進みます。再び、丘上りです。

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オープンなコーナーが現れると富士山のビューポイント、大井松田ICも見えます。この時間となると、山頂付近に雲が出て来ました。足柄峠に向かっていたとすると、ガックリしていたところです。

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12:07@r708のピークを篠窪隧道で越えると道が新しくなっていました。以前(3年以上前?)にここを通過したときは、篠窪の集落の中を走った記憶がありますが、高架橋で集落の上をパスします。この橋を渡ると秦野市、前方に大山(右)と三ノ塔(左)が見えてきました。

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次の目的地は震生湖、年に何回も秦野を通過するのですが、初訪問です。BIOTPIAで休憩した際に眺めたGoogleマップの記憶を頼りに進みます。どこかで道を間違えたかなと思い始めたところで「震生湖入口」という交差点を発見。軽い気持ちで右折したところ、この日一番のヒルクライム(距離800m、平均勾配8.1%)が待っていました。山ではなく丘陵なので距離が短いのが救いです。

12:30@坂を登り切ったところにあった震生湖公園駐車場からは、秦野盆地越しに表丹沢の山並みが広がります。いつも菜の花台から見ている秦野盆地を反対から眺めている訳で新鮮でした。

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公園駐車場から階段を100m程下ると震生湖でした。てっきり人造湖と思っていたのですが、関東大震災で土地が陥没して誕生した天然湖だそうです。ヘラブナ釣りの人影はありますが、静謐な空間でした。ヤビツの帰りにまた立ち寄ることにしました。

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震生湖から中井の丘陵地帯を走り抜けて、大磯の丘陵へと向かいましたが、ここでモーレツに空腹を感じます。ガス欠寸前でコンビニを発見して緊急停止。キャンペーン商品として販売していた駒ヶ根ソースカツ丼を、コンビニ駐車場に座り込んでかっこみました。今年こそ天竜川の秘境ゾーンを訪問し、ご当地駒ヶ根ソースカツ丼を食したいものです。

13:38@エネルギー補給して元気が出たところで大磯の丘へと進みました。平塚富士見CCの側にある七国峠ですが、景色は残念なものがあります。

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レイクウッドGCから急坂を下ると分岐があります。右の二宮方面へは走ったことがあるので、左の大磯方面へ進路をとります。続いて現れた2つの分岐を山勘で左、左と進んで行くと、「ここ、ほんとに大磯?」というような道筋となりました。

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結局、レイクウッドGC東端を突き抜け、上吉沢配水池なる場所に出ました。その後も適当に進むと、金目付近で県道62号線に合流。帰宅後、地図で確認しましたが、大磯の丘陵地帯には細い道筋がたくさんあり、まだまだ楽しめそうです。

14:14@小田原厚木道路の平塚IC付近で最後の富士山を撮影、帰路につきました。

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獲得標高1,000m越えライドは1ヶ月ぶり、この筋肉疲労三浦半島では味わえません。

走行距離:130.7km、獲得標高:1,085m、消費エネルギー:2,176C