Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

奥日光、千手が浜と金精峠

2021.06.11

久しぶりに渋峠に訪れたことで、標高の高い国道ランキング3位の金精峠(標高1,842m)をまだクリアしていない思い出しました。ちなみに2位は麦草峠なのでクリア済です。梅雨入り前にこれを片付けてしまいましょうかと日光へと向かいました。

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金精道路

7:35@日光運動公園をスタート。日光周辺は今回の訪問が4度目ですが、大谷川に架かる橋から初めて日光連山(男体山大真名子山、女峰山)が確認できました。ところで、大谷川は「ダイヤガワ」であることを今更ながら知りました。栃木県は、大谷石の産地なので「オオヤガワ」と思い込んでいました。

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8:00@コンビニで行動食を調達して神橋を通過。流れる水の透明度にいつも驚きます。前日光を含めて、この周辺の川の水の透明度は高いです。

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8:40@いろは坂スタート地点となる馬返し(標高870m付近)。初めての来た時は、ここまでがとても長く感じましたが、今回はそれほどでもなく、丁度いいウォームアップです。

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9:14@いろは坂のクネクネした部分を上り詰めると黒髪平(標高1,150m付近)、視界が開けます。

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9:31@いろは坂HCのゴール明智平に到着。ここは男体山とロープーウェイのゴンドラを背景に撮影するのが定番なのですが、平日のこの時間では利用客がなくロープーウェイは待機状態です。動くのを待っても仕方ありませんので、妥協しました。

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9:43@中禅寺湖(標高1,269m)で軽くエネルギー補給。"芦ノ湖にはこの雰囲気がないんだよな〜"と静かな湖を眺めながらのんびりします。

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華厳の滝と竜頭の滝は帰路に立ち寄ることとして先を急ぎます。

10:17@湖畔から離れ、少し上ると竜頭の滝上です。竜頭の滝は、ここからの眺めの方が好きです。

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10:25@本日最初の目的地、千手ヶ浜へ至る日光市道1002号線ゲート(標高1,380m付近)は、戦場ヶ原の少し手前にありました。一見通行止めのようですが、自転車は通行可能です。利用規則には、指定駐輪箇所以外での駐輪禁止、舗装道路以外への乗り入れ禁止などなど、過去に色々トラブルがあったことがうかがえる細かい指示が記載されています。

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道は1%程度の上り、カラ松の森の中の快走路。適度に日差しが遮られて快適です。マイカー乗入れ禁止の代わりに低公害バスが運行されていて、千手ヶ浜までに2台すれ違いました。道幅はそれほど広くないので、降車してやり過ごします。

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石楠花橋(しゃくなげばし)

小田代ヶ原湿原は人気の散策ポイント。平日でもそこそこの人影があります。晴れの日が続いていたので、乾いてしまっています。

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小田代ヶ原湿原から少し上ると弓張峠(標高1,420m付近)、ここから中禅寺湖ダウンヒルです。いつものことですが、帰りは上るのかと少しブルーになります。

10:57@千手ヶ浜(標高1,270m付近)に到着。ゲートからの距離は、12km程でした。誰もいない千手ヶ浜を期待していたのですが、ベンチは既に満席、写真撮影をしながら空き待ちする必要が有りました。

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千手ヶ浜といえば、クリンソウの群生が有名です。時期もちょうどピッタリなので期待していたのですが、それらしき花が見当たりません。ただ、赤みを帯びたピンク色の花がポツポツと咲いていたので、取り敢えず撮影。帰宅して確認すると、これもクリンソウでした。群生地を見るためには、少し遊歩道を歩かねばならなかったようです。

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11:25@西ノ湖に立ち寄ってみました。往路に確認した入口に自転車を止め、歩き始めます。標識によれば距離は1kmです。

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カラ松林の中のフラットな石畳の道です。自転車でも通行可能だなーと思いながらテクテク行きます。

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11:39@西ノ湖に到着。どう写真に収めるべきかと困る風景でした。周囲を山に囲まれた窪地なので、自然とここに水が集まります。はっきり言って「大きな水溜り」です。雨が続いて水量豊富なときに訪れる場所でした。

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12:36@帰路の登り返しは思いの外あっさりクリア、戦場ヶ原に復帰。

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12:53@戦場ヶ原から少し上って湯の湖、硫黄の匂いが漂います。対岸の山腹にこれから進む道筋が見え、あの鞍部が金精峠とわかります。黙々と竿を振る釣り人を見ながら、峠アタックに備えてエネルギーを充填しました。

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13:05@金精道路ゲートを通過。距離5.06km、標高差342m、平均勾配6.7%のヒルクライムスタート。

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スタート直後に10%区間がありましたが、その後は、林間を6%〜9%で上って行きます。直線的な上りが多くて視覚的に滅入るヒルクライムです。

13:31@3km地点で漸く視界が開けると、眼下に湯の湖、その先に戦場ヶ原、そして男体山を一望することができ、気分がリフレッシュされます。

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13:53@ピークの金精トンネル(標高1,842m)に到着。国道標高第3位をクリアしました。

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地図には駐車場マークがあったので、ベンチくらいあるかと期待していたのですが、登山者用の駐車スペースのみでした。いつものように倒木に腰を下ろして休憩です。

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14:15@トンネルを抜けて群馬県側を偵察。栃木側同様視界はなく、ちょっと残念。ここから沼田まで60km、これまで日光-沼田は私には無理と思っていましたが、十分可能そうです。

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まだ時間的に余裕があるので、滝を見物しながら帰りました。

14:39@まずは湯滝。奥日光ではこの滝が一番のお気に入りです。

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15:10@竜頭の滝。竜頭之茶屋で名物のお雑煮を食べる予定だったのですが、体が塩分を求めるので肉蕎麦に変更。蕎麦つゆの塩味が体に染みます。

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15:48@華厳の滝を眺めていると修学旅行の一団が襲来。慌てて退散しました。

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交通量が少なかったので、いろは坂で苦手なアウトインアウトを練習します。一方通行ですので、対向車の心配はありません。改めて自分のダウンヒルのセンスの無さを痛感しました。流れるように下ってみたいものです。

16:30@夕方の渋滞が始まる前に日光運動公園に帰着。

これで、奥日光は一通り走りましたが、ルートとしては、昨年走った奥鬼怒、奥日光周回ルートが一番面白いのではと思います。秋にこのルートを走りたいものですが、混雑するであろう奥日光が憂鬱です。

saetta0404.hatenablog.com

汗を流しに「やしおの湯」へと向かいましたが、コロナ蔓延地域からの来訪者の入浴はNGとなっていました。市営施設ゆえのコロナ対策とのことです。どうしようかと戸惑っていると、フロントの方が今市にある民間の日帰り温泉を紹介してくれて、無事、汗を流すことができました。

走行距離:93.0km、獲得標高:1,670m、消費エネルギー:1,940C