Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

2020-紅葉狩りライド:西吾妻スカイバレー、磐梯山ゴールドライン

10月に入り紅葉のニュースが流れ始めましたが、不安定な天気が続きます。しかし、紅葉前線の南下は待ってくれません。スカッとした秋空の下を走りたいと、紅葉&晴れマークを条件に行き先を捜した結果、東北南端の磐梯吾妻がヒット。磐梯吾妻スカイラインがこのエリアの定番ルートですが、紅葉ピークの日曜日は混雑必至です。そこで、一筋ルートをずらして、山形県米沢から白布峠(しらぶ峠)を越えて福島県猪苗代を目指すことにしました。JR東海のCM「旅は、ずらすと面白い」です。

f:id:saetta0404:20201022055135j:plain

錦平の紅葉

久しぶりの新幹線輪行、それも初の山形新幹線です。輪行事情を調べてみると、定位置の車両最後部の座席裏は狭く、とても横置きの輪行袋を置けそうにありません。さてどうすると考えた結果、福島まで東北新幹線、福島・米沢間のみ山形新幹線を利用するという奇策を思いつきました。福島・米沢の一駅であれば、デッキに輪行袋を置いてもさほど邪魔になりません。予想通り座席後ろスペースは狭く、横置き輪行袋は置けませんでした。想定外だったのは、福島駅でホームの端から端まで移動する必要があった事です。自由席の位置が、東北新幹線は最後部、山形新幹線は最前部でした。

さらに、想定外だったのは、コロナの影響で東京駅ホームの駅弁売り場が全てクローズしていた事です。中央通路の駅弁売り場はオープンしていたので、そこで購入して乗車する必要がありました。米沢に到着してから、まずは腹ごしらえをしなければならず時間ロスです。

さらにさらに想定外の事態が発生します。福島・米沢間の山中で山形新幹線がストップ。「一時的な停電のため緊急停止しました」との車内アナウンスが流れます。”一時的な停電?本当か?まずい事態が発生したんじゃない?”と思いつつも復旧を待つしかありません。結局、25分遅れで米沢に到着しました。25分で済んで良かったと思うよりありません。

9:10@米沢駅をスタート。気温12℃、冷んやりします。前日の雨の影響で、福島や米沢などの盆地は朝霧に包まれ、期待していた青空がありません。コンビニで食料を調達して、まずは米沢城跡の観光へと向かいます。米沢の街並みは、想定以上にローカルでした。

f:id:saetta0404:20201019212948j:plain

9:33@米沢城跡。戦国の雄、伊達氏、上杉氏の居城であったので、高い石垣に囲われた城砦をイメージしていましたが、庭園風の平城でした。

f:id:saetta0404:20201019213008j:plain

本丸跡には上杉神社。凛とした社殿が、如何にも上杉です。今日のライドの無事を祈願します。空を覆っていた白い靄が消え、青空が見えてきました。よ〜し!とテンションが上がります。

f:id:saetta0404:20201019213048j:plain

f:id:saetta0404:20201019213109j:plain

9:55@城跡公園のベンチで朝食を済ませ、米沢を出発。予定より1時間遅れ、日没が早くなってきたので、先行きが少し心配です。

10:16@南下して米沢盆地の端に到達。いよいよ登りが始まります。

f:id:saetta0404:20201019213129j:plain

 

10:31@ひと上りして船坂トンネルを抜けると西吾妻山が見えてきました。今日走る西吾妻スカイバレーは、有料道路であった頃の名称、現在は無料化されて県道2号米沢猪苗代線となっています。米沢市街から白布峠まで距離は約29km、標高差1,150mのヒルクライムです。

f:id:saetta0404:20201019213155j:plain

県道2号米沢猪苗代線

10:48@序盤は斜度5%程度の緩やかな上りです。最上川の源流へと徐々に標高を上げていきます。紅葉のピークとあって一定間隔で車の集団がやってきますが、ストレスを感じるほどではありません。

f:id:saetta0404:20201019213216j:plain

11:17@白布温泉に近づくと斜度が急激にアップ。この日最も斜度がきつかったのがこの区間でした。晩秋の気温を想定した服装では暑くなってきました。斜度が緩んだらアウターを調整しようと思いながら激坂に喘ぎます。

f:id:saetta0404:20201019213238j:plain

白布温泉から天元台入口までは斜度13%

11:28@天元台ロープーウェイ入口を過ぎるとようやく斜度が緩みました。標高は850m程まで一気にアップ、木々が色づいています。気づけば陽射しが消え、気温が急激にダウン、アウターを調節する必要は無くなりました。

f:id:saetta0404:20201019213308j:plain

標高1,000mを突破すると、イエローゾーンがスタート。カーブを曲がるごとに色が深まっていきます。一方で斜度10%区間がちょくちょく出現する決して楽ではないヒルクライムが続きます。

f:id:saetta0404:20201019213406j:plain

f:id:saetta0404:20201019213432j:plain

f:id:saetta0404:20201019213508j:plain

12:04@不動滝(標高1,100m)。ここで小休止してエナジゼリーを補給。

f:id:saetta0404:20201019213531j:plain

12:15@双竜滝(標高1,170m)。この日の主役は紅葉、滝をアップで写すよりも紅葉優先の構図です。

f:id:saetta0404:20201019213603j:plain

双竜なので滝が2つあるのですが、一つしか写っていません。

標高1,200mからはレッドゾーンでした。今年は台風の影響を受けなかったのか、黄色で落葉せずに、紅く染まっています。近くで見ると一枚一枚の葉はボロボロですが、離れて見ると紅い!

f:id:saetta0404:20201019213636j:plain

f:id:saetta0404:20201019213707j:plain

f:id:saetta0404:20201019213730j:plain

f:id:saetta0404:20201019213752j:plain

12:49@錦平は絶景、はるばる来た甲斐がありました。

f:id:saetta0404:20201019213826j:plain

f:id:saetta0404:20201019213848j:plain

13:06@ようやく白布峠(標高1,405m)に到着。山形、福島の県境、白布峠の標識は山形県側を向いているので要注意です。期待通りの紅葉を堪能できましたが、想定以上にきつい上りで体へのダメージは大。今日は、自転車とすれ違いましたが、追い抜かれていません。米沢側からこの峠にチャレンジする人は少ないようです。

f:id:saetta0404:20201019213920j:plain

f:id:saetta0404:20201019213945j:plain

峠のベンチに腰を下ろし、おにぎりとアンパンで昼食。予定では12時に峠を通過しているはずが、一時間以上の遅れです。気温も10℃、のんびり休んでいるわけにはいきません。

13:25@トイレを済ませ、遅れを取り戻すぞ!ダウンヒル開始・・・ですが、

f:id:saetta0404:20201019214032j:plain

すぐにストップ。福島側の眺望が、Go〜 od!!

f:id:saetta0404:20201019214106j:plain

はじめは一切経山か?と思いましたが、磐梯山でした。磐梯山は見る方向によって姿が異なります。

f:id:saetta0404:20201019214145j:plain

南斜面の紅葉も今がピークです。

f:id:saetta0404:20201019214217j:plain

喜多方、会津方面の見えるコーナー。車の人達は、この景色に気付かずに通り過ぎて行きます。自転車旅ならではです。

f:id:saetta0404:20201019214252j:plain

13:42@東鉢山七曲り。ヘアピン連続の道ですが、今日は紅葉が主役です。

f:id:saetta0404:20201019214329j:plain

f:id:saetta0404:20201019214403j:plain

f:id:saetta0404:20201019214431j:plain

14:01@桧原湖まで降りて来ました。標高800m台の五色沼湖沼群の紅葉は、色づき初めといったところです。

f:id:saetta0404:20201019214504j:plain

湖畔の道を今日のルートのデシジョンポイントとなる裏磐梯剣ヶ峯交差点を目指します。この先のルートの選択肢が3つあると考えていました。

  1. 磐梯山ゴールドラインで猪苗代、または、郡山(当初予定)
  2. 国道459号線で郡山(時間が無くなったり、疲れたケース)
  3. 磐梯吾妻レークラインで福島(時間が余って元気なケース)

状況からすると 2.だな と思いつつ剣ヶ峯交差点に到達すると、R459、レークライン方面へ向かう道(左折)には車がびっしり、大渋滞です。右折してゴールドラインへ進むしかありませんでした。

14:48@磐梯山ゴールドライン入口。ここから磐梯山の中腹を越えて25km先の磐越西線猪苗代駅を目指します。疲れた体で標高差300m程のヒルクライムをこなさなければなりません。日も傾き、夕方の気配に心細くなってきます。

f:id:saetta0404:20201019214531j:plain

14:58@最後のおにぎりでエネルギーを充填して出発。平均斜度7%の上りをジリジリと這い上がって行きます。

15:34@こがね平駐車場(標高1,120m付近)。西日に照らされた紅葉のおかげでモチベーションを維持できました。

f:id:saetta0404:20201019214702j:plain

こがね平を過ぎると、何組もの登山者が下ってくるのとすれ違います。どうやら、磐梯山登山の起点である八方台に車を停められず、こがね平に駐車した人達のようです。ピークは近い、もう一踏ん張りです。

f:id:saetta0404:20201019214742j:plain

15:50@八方台(標高1,200m付近)に到着。最後の難所を突破です。この日が磐梯山紅葉登山のピークだった模様で、この時間でも多くの登山者の姿がありました。

f:id:saetta0404:20201019214808j:plain

磐梯山を南側から見ながら12kmのロングダウンヒル。途中に何箇所も展望駐車スペースがあり各駅停車です。

f:id:saetta0404:20201019214833j:plain

16:12@猪苗代湖が見えてきました。郡山まで走れば、湖畔を通過できると考えていたのですが、今回もこのポイントから眺めて終了となりました。

f:id:saetta0404:20201019214901j:plain

16:41@県道7号猪苗代塩川線に突然現れた磐梯山眺望箇所の案内標識。確かに磐梯山の絶景ビューポイントでした。旅の締め括りの最高に素敵なワンショットをゲット!

f:id:saetta0404:20201019214926j:plain

西日に染まる磐梯山

17:00@猪苗代駅に到着。周囲はすでに薄暗くなっていました。次の郡山行きの列車は17:40発、旅の余韻に浸りながらゆっくり輪行の仕度を整え、帰途につきました。

走行距離:76.1km、獲得標高:1,598m、消費エネルギー:2,028C

今回のルートです。