熱々の鍋焼きうどんに救われた鍋割山
GWで超混雑の予感がしましたが、計画通り鍋割山へ行ってきました。
駐車場が空いているのか?が気になりましたが、横着をして車で大蔵まで行きました。案の定、24H営業の大蔵駐車場は7:00の段階ですでに満車です。県営駐車場は、8:00までオープンしません。ヤレヤレと思いましたが、少し先の民間駐車場(というか民家の庭先)に何とか駐車することができました。駐車料金も500円となかなかお得でした。
まずは、自転車ルートとは異なる歩行者ルートで西山林道に向かいます。
昨年、西山林道を走ったときにすれ違った登山者は鍋割山から下山してきた人達だったのですね。まだ、8時前ですが、今日は100m間隔くらいで登山客の姿があります。登山シーズンに自転車で西山林道を走るときは迷惑にならないように要注意です。
記憶にある切通しや洗い越しを通過していきます。
水無堀山林道とのクロスポイント。昨年はここから、水無堀山林道を下りましたが、西山林道(右の道)はまだまだ先があります。
急傾斜でガレガレの区間(自転車では厳しい!)を突破すると渓流沿いの道になります。
二股の道標は見落としたようです。気付けば勘七沢でした。ここから沢登りをする人達が、ザイルの準備をしていました。
西山林道の終点。ここから山頂まで2.4kmとなっています。すぐのように思えますが、実際は90分程かかりました。
この地点にはペットボトルが用意されています。有名な鍋割山への水運びボランティアです。2Lのペットボトルですから2kg増量となります。私にはそんな余力はありませんので、謹んで辞退させていただきました。
ミズヒ沢からは、鍋割山の稜線へ向けての本格的登山となります。
自転車で言えば10%超区間の登り、ゼイゼイ、ハーハーしないペースを基本にジックリ歩を進めます。
後沢乗越で稜線に到達。寄(やどろぎ)からのルートと合流します。
稜線といっても厳しいのぼりが続きますが、所々で秦野方面の眺望が開けてきます。
尾根道になると斜度は緩み頂上は近いぞ!と期待が膨らみますが、まだまだいくつものピークを越えなければなりませんでした。
大蔵をスタートして3時間15分、ようやく鍋割山山頂(1,272m)に到着しました。めずらしくルートタイム(3時間50分)より早い到着です。
登っているときはそれほど寒く感じませんでしたが、気温は10℃以下、立ち止まると寒いです。山荘に飛び込み、お目当ての鍋焼きうどんを注文します。GW料金とのことで、通常1,000円が1,500円、限定200食でした。ラッキーにも待ち行列なしのタイミングで到着したので10分程で鍋焼きうどんをゲットできました。この間に続々と登山者が到着し、あっという間に長蛇の列となっていました。
山頂は、風が吹き抜け、とにかく寒かったので、熱々の鍋焼きうどんは最高でした。(食べることを優先したので写真はなしです。)
同じルートを下るのも面白くないので、大蔵尾根を目指しました。この日は天気は今一つ、怪しい雲が近づいて来たので先を急ぎます。
幅3m程の稜線の道、右も左も急斜面です。
当初計画では、体力に余裕があれば塔ノ岳も登ろうと思っていたのですが、周囲は真っ白。塔ノ岳は、またの機会にして、大人しく下山しました。
大蔵尾根からは、普段、ヤビツの菜の花台から眺めている景色を倍の高さから見ることができました。しかし、6kmに及ぶ、長~い下りは、膝に堪えました。
東海大学前の秦野天然温泉「さざんか」で汗を流して、のんびり帰宅しました。
歩行距離:18.3km、獲得標高:1,532m、消費エネルギー:2,068C