Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

ヒルクライム入門

江の島にあるLINKAGE CYCLING「湘南-大磯ヒルクライム入門」に参加して来ましたので、かる〜くレポートします。

金曜日の雨が雪に変われば延期の可能性もありましたが、ギリギリセーフ。土曜日は厳しい寒さでしたが、日曜日は、風もなく、寒さに震えることはありませんでした。この時期にこんなにベタ凪の相模湾も珍しいです。

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8時に集合して、まずはクラブハウスでペダリングヒルクライム、そして、ダンシングの基本レクチャーがあります。今の世の中、情報が溢れていますので、知らないことはないのですが、全日本優勝経験者の田代恭崇氏が実演を交えてレクチャーしてくれますので、いろいろと気付きがありました。私のペダリングは、まだまだ課題ありのようです。

 9時にクラブハウスを出発し、相模川の河川敷へ向かいます。今回は体調不良で別の日に振替された方が続出で参加者は5名です。134号線をひとっ走りと思いきや、車を避けて海岸線のサイクリングロードを走ります。はじめて、湘南海岸サイクリングロードを走りましたが、歩行者、ランナー、車止めのポールに加え、そこかしこに砂溜まりの罠があり、疲れるサイクリングロードでした。

1時間目は、河川敷の平らなところで、重心を意識するという基本実技のトレーニング。ペダルを水平にして、体を上下前後に移動させるという簡単なことなのですが、いざやってみるとバランスを崩しペダルの水平が保てません。どこが悪いかをチェックしてもらい修正します。次にダンシング。踏み込んだ側と反対方向に自転車が傾くはずが、すぐにリズムが崩れ、踏み込んだ側に自転車が傾く始末です。これもチェックが入り修正です。子供の頃、体育が苦手という訳ではありませんでしたが、今やバランス感覚、リズム感は人並み以下と認識するしかないようです。

平塚から大磯運動公園の裏山へ移動し、いよいよヒルクライムのレッスンです。50m、斜度4%くらいのコースをシッティングやダンシングで反復します。ペダリング、重心、肩の力を抜くなどいろいろなことを考えながら走るため、どこかぎこちないです。考えずに体が動くようになるためには、修行が必要です。

最後に、走っているところを撮影していただきました。写真からお判りのように、いっぱい、いっぱい感が漂っています。本人は肩の力を抜いているつもりですが、体全体に力が入っていて、危ういです。軸も垂直になっていませんね。また、辛い傾斜は極力見ない習性が付いていて、ついつい視線が下に向かいます。

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 〆は、1kmほどのプチヒルクライム。皆さんについて行くために、斜度14%のところで、年甲斐も無くダンシングしたところ、本日の最大心拍175(限界危険ゾーン)を記録しました。

休憩の際、田代氏に「私、遅いんですが・・・」とストレートに聞いてみたところ、

年齢と共に筋力が衰えるので、「くるくる回す」だけでなく、重いギアを使って筋力低下を防ぐ練習を混ぜることも必要ですよ

とアドバイスいただきました。

この一日で、何か進歩できた訳ではありませんが、この冬の修行テーマを洗い出せたかなと思います。取り組むべきことが多過ぎる気もしますが、、、

帰宅後の風呂の中で、体が痛いことに気づきました。いつもとは違う筋肉を使ったということですね。