Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

熱海峠で2019ヒルクラスタート

熱海峠にリベンジに行ってきました。神奈川県内の峠道で最後まで残ったのが、この熱海峠です。昨年、箱根峠から熱海へと走った際に通過しましたが、ダウンヒルでの通過です。やっぱり峠は登らなければ制覇したことになりません。県内なので、輪行ではなく自走となりますが、神奈川最西端の熱海までは80km、なかなかチャレンジを決断できませんでした。

6:52@江ノ島を通過。先週は、スタートが遅れ、国道135号線の渋滞で断念したので、5:30に自宅を出発しました。相模大橋の温度計は8℃、それほど寒さは感じません。

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片瀬西浜は砂を投入中

大磯で休憩し、8:48@早川を通過。9:00までに小田原を通過するというのが、R135の渋滞に巻き込まれない経験則です。今回も西湘バイパスの合流点が混雑しただけで順調に進むことができました。

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8:48@早くもR135は渋滞の気配

9:02@根府川駅では、おかめ桜祭りの準備中で、炊き出しの準備中。この日は、色々なところで桜のピンクを見かけます。この一週間で一気に春が進んだ感じです。

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おかめ桜まつり@根府川駅

湯河原旧道は、いつも通りの交通量で気持ちよく走れます。旧道の最初のピーク付近に、江之浦測候所なる施設が一昨年にできました。"測候所"なので、気象観測施設かと思っていたのですが、今回、海を望める場所に駐車場があったので覗いてみると、「当施設は完全予約制」なる表示があり、???。帰宅後調べてみると、気象観測施設ではなく、小田原文化財団が設立した斬新な日本建築ギャラリー(かなり大雑把な表現です)のようです。

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真鶴旧道:江の浦測候所から

9:40@湯河原でトイレストップ。R135沿いの商業施設で借りようかと道を逸れましたが、その先の湯河原海辺公園に公衆トイレがありました。色々走り回った経験で、この辺りにトイレがありそうという感覚が身についた気がします。

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湯河原海辺公園

湯河原、熱海間のR135は交通量は多いですが、路肩もそこそこあるのでストレスはそれほどではありません。ピークのレストラン春陽亭を過ぎると熱海の街並が見えてきます。

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ようやく熱海が視界に

10:09@ヒルクライム起点の来宮神社へショートカットしようと、熱海の市街地に侵入しましたが、何故か駅前に出てしまい自転車を降りて横断します。それにしても熱海はいつも賑わっています。

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今日も盛況の熱海駅

熱海から熱海峠へと至る道は2つあり、本線は熱海街道と呼ばれる県道11号線です。しかし、幹線道路で交通量が多く、かつ、超激坂で有名です。前回、熱海峠からダウンヒルした際には、ブレーキングで握力がなくなった記憶があります。もう一つは、来宮神社から笹尻交差点までの区間を県道20号線で行くルート(距離4.6km、平均斜度7.3%)です。先人のブログを読むと、熱海街道よりはかなり難易度は下がるようですが、それなりに厳しいとの評価です。私には熱海街道は到底無理なので、r20を選択しました。

10:19@来宮駅手前で東海道線のガードを潜ると直ぐに来宮神社があり、参拝の車両で少しごちゃごちゃしています。ここはサッサと通過しよう!と先へ進むと、r20ヒルクライムが始まってしまいました。大磯で休憩してから2時間経過、走行距離も80kmを超えているので、一休みしてからヒルクライムをスタートする計画だったのですが、なし崩しで突入です。間も無く最初のヘアピンカーブが見えてきますが、明らかに斜度10%超なんだな〜

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県道20号線:最初のヘアピンカーブ

最初のヘアピンは、最大斜度15%でした。あっという間に標高を稼ぎ、来宮駅が眼下に見えるようになります。

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眼下の来宮駅

一旦斜度は緩みますが、その後も繰り返し斜度10%区間が登場しました。平均斜度7.3%という数値以上に厳しい上りに感じます。唯一の救いは交通量の少なさで、ひたすら自己との戦いに専念できました。途中で地元の奥様に「あら、自転車で偉いわね!」との声援を受けながら上って行きます。

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県道20号線:竹の沢

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県道20号線:繰り返し斜度10%超に襲われます

10:59@笹尻交差点に到達。熱海街道と交差します。久しぶりの本格ヒルクライムに消耗しました。エネルギーが底をつきそうなので、休憩ポイントを探しますが見当たりません。

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笹尻交差点:右上の煙突目指して上り続けます。

笹尻交差点から更に500mほど進んだ姫の沢スポーツ広場でようやく休憩できました。補給食として持っていた羊羹でエネルギー補給します。甘〜い羊羹が、疲れた体に染み渡りました。

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姫の沢スポーツ広場で休憩

笹尻交差点から熱海峠までの区間は、r11(熱海函南線)とr20(熱海箱根線)がオーバーラップします。距離2.7km、平均斜度8.0%なので、ここまでのr20と厳しさは同じです。しかし、交通量が増えた分だけ苦しくなります。そしてこの日一番の難所が登場しました。箱根旧道の大天狗神社ヘアピンのような極悪カーブが立ちはだかります。センターライン方向へ大きく膨らみたいところですが、この日は運がありません。ちょうど車がやってきて壁のようなインコースを登ることになりました。ギリギリのところでこの極悪カーブを突破しましたが、少し先で全エネルギー放出状態となりエンジン停止。道端で小休止して息を整えました。

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県道11&20号線

11:38@熱海峠に到着。極悪カーブから先は比較的楽でしたが、峠の手前に最後の10%区間があります。

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熱海峠:伊豆スカイラインとクロスします。

このまま直進すれば、函南へと一気に下ります。アップダウンが明確に切り替わる峠らしい峠でした。今日は、右折して尾根筋を箱根峠へと向かいます。

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熱海峠からのr20

すぐに十国峠でした。霞んでいましたが、いい眺めです。

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十国峠から函南方面

11:48@本日の昼食はここ十国峠レストハウスと決めていました。きつねうどん+いなり寿司で昼食としました。食後に甘味が欲しかったのですが、アイスクリームくらいしかありません。甘酒茶屋まで我慢することにします。

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十国峠レストハウス

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きつねうどん+おいなりさん=970円

12:18@十国峠からは尾根筋の緩い上りとなります。道路沿いに100m毎に熱海からの距離表示があるのですが、目的地の箱根峠までの距離がわからず役に立ちません。

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スカイラインのような道

伊豆スカイラインの起点は熱海峠ですが、十国峠〜箱根峠区間も既にスカイラインのような高原快走路でした。反対車線は頻繁に車がやってきますが、こちらの車線はポツポツ程度、本日のルート選択は正解だったようです。

12:54@湯河原峠を通過。湯河原パークウェイと箱根ターンパイクの料金所があり、交通の要衝的な場所ですが、ドライブインは閉店してしまって廃墟感が漂っていました。箱根上空は雲に覆われていて気温が急降下します。

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湯河原峠

13:04@箱根峠。湯河原峠からは平坦な道となりアッという間です。熱海からの距離表示は、ジャスト18kmでした。

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箱根峠

元箱根へ向けてダウンヒルを開始します。晴れていれば富士山が見えるのですが、残念。

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芦ノ湖

13:19@芦ノ湖畔。遊覧船乗り場の長蛇の列にちょっとビックリ。ここに長居は無用と写真撮影だけで通過しました。

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遊覧船の大行列

13:30@久しぶりのお玉ケ池。思い返すと、昨年は箱根旧道を走っていません。暑くなる前に上りに来なければと思います。

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お玉ケ池

13:36@甘酒茶屋。混雑していたらパスだなと思っていましたが、意外と空いていて待望の甘味をゲット。ついつい欲張って甘酒+うぐいす餅という注文をしてしまいましたが、甘酒は、思っていたよりもスッキリした甘さでした。

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甘酒茶屋

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甘酒+うぐいす餅=900円

13:57@箱根旧道七曲り。まだダウンヒルにはつらい気温、スピードを殺して下ります。芦ノ湖へ向け続々と車がやってきますが、小田原方向はガラガラで安心して下れました。

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箱根旧道七曲り

須雲川の集落を通過したところの緋寒桜が印象的でした。

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須雲川の緋寒桜

14:17@三枚橋からの景色もまだ寒々しいです。湯本小学校の辺りからは新しい舗装で快適な路面となっていました。七曲の穴ぼこの空いた路面を早く治して欲しいものです。

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三枚橋

東海道は土曜午後の混雑で渋滞気味です。そこそこの距離も走ったので 本日は終了!国府津から輪行で帰宅しました。

走行距離:126.9km、獲得標高:1,588m、消費エネルギー:2,438C

今回、更新が遅くなってしまったのですが、その理由は頚椎症に伴う疼痛のためです。要は老化で、レントゲン写真から五番目と六番目の頸椎の間が狭くなっていて、神経を圧迫していることが判りました。これにより、右腕に痺れるような痛みがあるのです。特に座敷に座った状態だと痛むのですが、我が家のPC環境がそれなのです。一週間経過しても症状が改善しないので、ノートPCをセットアップしてPC環境を改善し、漸く更新にこぎつけました。それにしても春のシーズンを目前にして大ピンチです。リハビリを頑張るしかありません。

 

渋沢丘陵をブラブラ

この日(2/24)は、熱海峠を目指してスタートしたのですが、暢んびりしすぎました。小田原に到着したのが10:30となり、国道135号線は既に大渋滞です。こりゃダメだ!と熱海峠は諦めて、渋沢丘陵をブラブラしました。今年は見逃したと思った曽我の梅林もギリギリセーフ、厳島湿生公園の春を待つ水辺もいい感じでした。いよいよ春のシーズン到来です。

走行距離:133.1km、獲得標高:867m、消費エネルギー:2,227C

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大磯海岸

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小田原漁港

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曽我の梅林

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やまゆりライン:上町隧道付近

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やまゆりラインの河津桜

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厳島湿生公園

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厳島湿生公園:春を待つ水辺

北総を横断して犬吠埼へ(後編)

後編は、屏風ヶ浦犬吠埼を目指します。屏風ヶ浦は、東洋のドーバーと呼ばれています。東洋のナイアガラ「吹割の滝」は、ちょっとがっかりだったのですが、果たして屏風ヶ浦はどんなもんでしょうか?

saetta0404.hatenablog.com


11:40@芝山仁王尊をスタート。道はいつしか県道45号線となっています。かつての谷津道が県道に昇格したような道でした。道路案内標識のローマ字表記で、八街を「やちまた」と読むことが判り、千葉県理解度がアップした気分になります。

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県道45号八日市場八街線

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ルートラボ

北総台地を抜け、九十九里の平野部に突入。再び道路案内で、匝瑳を「そうさ」と読むことが判明、普通これは絶対に読めませんよ。

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多古町付近

11:49@高谷川。鏡面のような水面が印象的でした。長閑でホッとする景色です。

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高谷川

匝瑳市飯倉付近で総武本線に到達しましたが、幹線道路の国道126号線を避けて一本裏の地道を走りました。この辺りから犬吠埼を目指して北上開始です。

12:45@九十九里ビーチラインに到達。スタートから80km、房総半島の横断完了です。

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匝瑳市吉崎付近

九十九里ビーチライン(県道30号線)という名称ですが、海は全く見えません。九十九里サイクリングロードを走れば海岸線で太平洋を見ることができますが、海辺のCRは砂に埋もれている可能性があるのでパスしました。この判断は正解だったのか?と今になって気になっています。

13:06@九十九里海岸最北端の荻園海岸まで来て、ようやく太平洋と対面しました。思いっきり視野が広がります。

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荻園海岸

飯岡漁港まで来ると、次の目的地である刑部岬の飯岡灯台が見えてきました。ムム?あの上までどうやって行くんだ?

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刑部岬

岬手前で左に曲がり、大きくまわり込んでから登坂を開始します。ここまで90km走って来ましたが、私でもアウターオンリーで走れるフラットな道でした。この日初めてのヒルクライムに備え、フロントをインナーへ落とします。

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飯岡灯台への道

13:28@刑部岬の上永井公園に到着。飯岡は、漫画家ちばてつや氏が育った町ということで、明日のジョーの石像が設置されています。

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刑部岬展望台

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飯岡灯台

岬の展望台からの眺めは素晴らしく、特に九十九里海岸を一望する景色は、一見の価値ありです。

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当然ながら丸い水平線を堪能できます。

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春を感じた海

上永井公園には魚料理のお店があり、とても魅力的だったのですが、これから屏風ヶ浦犬吠埼を巡らねばならず、時間がありません。ここはグッと堪えて、最後のおにぎりを食べてエネルギー補給しました。

14:00@銚子ドーバーラインへ向けスタート。この区間も幹線道路は避けて地道を行きます。畑の中をアップダウンする道とその両側に開ける景色は、三浦半島先端部と驚くほど似ていました。

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キャベツ畑の道

 

14:24@銚子ドーバーライン、正式名称は、県道286号愛宕山公園線で屏風ヶ浦の上を走る道です。観光道路なのでそこそこの交通量があり、この日唯一ストレスを感じた場所でしたが、屏風ヶ浦観光のためにはこの道を走らねばなりません。

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ドーバーライン

ドーバーラインの途中で自転車を停め、屏風ヶ浦探検を開始。Googleマップの航空写真で確認した海岸線へ降りることができるポイントです。駐車スペースもなく、車両ではアクセスすることができませんが、自転車ならアクセス可能です。

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轍があるのでオフロードバイクの先客があったようです。道の先端で視界が開けるかと思ったら、そうは簡単には行きませんでした。この崖の上へ行く必要があるようです。

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関東ローム層の赤土の崖

ズルズルに滑る赤土の台地、斜度も20%以上あります。慎重に慎重に登りました。歩けるSPDシューズだからなんとかなりました。

そして、東洋のドーバーは、期待を裏切りませんでした。

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海岸線に降りてみると、さらに大迫力の絶景でした。海岸線に連なる断崖絶壁、波により侵食された海食崖だそうです。こんな景色は初めて見ました。

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犬吠埼方面

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刑部岬方面

屏風ヶ浦に大満足。本来の観光スポット「屏風ヶ浦遊歩道」にも立ち寄る予定でしたが、もう十分です。犬吠埼へと先を急ぎました。

15:03@途中の地球の丸く見える丘に立ち寄りましたが、飯岡上永井公園の展望台の勝ちです。展望台も有料なのでパスしました。

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地球の丸く見える丘から見る屏風ヶ浦

15:18@犬吠埼灯台に到着。観光客で賑わう有名観光地、観光地然とした場所なので、今ひとつ興味が湧きません。この気分が写真にも表れていて撮り方が雑です(自転車の車輪が切れてます)。

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犬吠埼灯台

観光案内では、

関東・銚子半島の最東端の犬吠埼。三方を海に囲まれた海食台地で、断崖絶壁の下に横たわる無数の岩礁で荒波が砕ける様は、見ごたえがあります。

となっていますが、断崖絶壁にせよ、砕ける波の迫力にせよ、屏風ヶ浦のの方が数倍強烈でした。ルートとしては、犬吠埼屏風ヶ浦→刑部岬の順に巡るのが正解のようです。

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犬吠埼

15:47@半島部の外周をグルっと周りゴールの銚子に到着。最後のランドマーク銚子大橋を写真に収めました。それにしても、利根川河口の迫力に圧倒されました。凄い川幅、凄い水量です。河口と言うと、地元の相模川河口のイメージで固定化されていたのですが、叩き壊されました。

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銚子大橋

予定より早く銚子に到着できたので、駅周辺で魚料理と思ったのですが、当たりをつけていたお店は皆お休みです。仕方なく駅のNewDaysで鯖の押し寿司を購入し、総武本線に揺られながら食べたのでした。

走行距離:115.4km、獲得標高:456m、消費エネルギー:2,178C

北総を横断して犬吠埼へ(前編)

一月に佐原から成田へ向けて北総の丘陵を走りましたが、丘と丘の間には田圃が広がり、田圃と雑木林の境界にクネクネとした細い道があることに気づきました。静かで長閑そうなカントリーロードです。帰宅して調べてみると、「谷津田」というキーワードに辿り着きました。

谷津田とは、関東地方の台地と平野の境目にたくさんある田で、小さな谷間につくられた細長い田のこと。「谷地田」、「谷戸田」と呼ぶ地域もある。

谷津とは谷にある湿地を意味し、主に関東地方の武蔵野台地関東平野の境目に多く見られる小規模な谷にある。

湿田そのものが失われつつあり、湿田に依存した生物に絶滅危惧種が多数いることや、谷間のために田が小さく不定形で機械化されにくく、多くの生物が残されていることなどを背景として、生態系や里山の生物の保全が近年注目されている。

そして、田圃と山林の接点のクネクネ道は「谷津道」と呼ばれ、房総のサイクリングルートとして活用されていることを知ります。谷津道を詳細に解説しているブログも発見し、"よ〜し、谷津道を走るぞ!"と意気込んでルートを作成し始めたのですが、、、

南房総以外の千葉県の土地勘が全くありません。紹介されている谷津道がどこからどこへと繋がるのかさっぱりわからないのです。酒々井、八街、匝瑳と読むことすらできない地名にも戸惑います。途方にくれながらも、色々なブログを読み漁り、なんとか作成できたのが今回のコースでした。

幕張→花見川CR→印旛沼→佐倉→北総台地の谷津道→九十九里犬吠埼→銚子

今回は、犬吠埼を目指します。

7:36@総武線幕張駅に到着。寂しい駅前で自転車を組み立てます。高層ビル街の海浜幕張とのGAPにちょっとビックリです。駅前のコンビニでおにぎりを調達してスタートしました。

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JR総武線 幕張駅

8:05@すぐに花見川です。この左岸のサイクリングロードを遡り印旛沼を目指します。

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花見川

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花見川CR→新川CR→印旛沼

花見川CRは、典型的な川沿いのサイクリングロードでした。覚悟はしていましたが、印旛沼までは冷たい向い風区間です。

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花見川CR

8:22@しばらく走ると路面は未舗装となります。一部区間が未舗装ということは事前学習済みでしたが、、、

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未舗装路スタート

ものすごく走りやすいフラットダートでした!!! かつ、周囲を木立に囲まれて雰囲気も良好です。楽しくなって、ハイテンションモードに突入し、寒さは吹っ飛びました。

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楽しい、楽しい、高速ダート

赤い橋の袂で舗装路に出ましたが、その先も未舗装路が続いています。ルンルンとダートを進みました。

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横戸本池弁天宮

路面の様子が少し変わってきました。周囲は家庭菜園の完全な土の道です。が、これまた楽し!と進みます。

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8:41@そして、行く手を遮る京成本線

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行き止まり!

調子に乗って、右岸へスイッチするポイントを見落としました。 右岸への渡河ポイントだった弁天橋(さっきの赤い橋)まで引き返します。ミスコースしたのですが、未舗装路を走る距離が増えたので、何だか得した気分です。

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弁天橋

8:49@右岸の一般道を走り京成本線のガード下を通過。

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京成本線ガード

8:51@線路を越えると再び左岸に復帰します。千葉用水総合管理所のところは、直進はできず、右手の細い道を入っていきます。

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千葉用水総合管理所

総合管理所の敷地を越えるとCRが復活し、川の名前が花見川から新川に変わります。

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新川CR

9:14@神崎川との合流点(18km地点)。この先で新川は南東に向きを変え、追い風区間となります。

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神崎川(左)と新川(右)の合流点

9:29@追い風に乗って快調に進むと西印旛沼。湿地を流れる水路なんていう風景は、神奈川エリアでは目にすることはできません。新鮮な景色でした。

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西印旛沼へ流れ込む水路@新先崎橋

9:33@県道64号線を横切ると印旛沼の景色が広がりました。

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印旛沼

9:42@佐倉ふるさと広場に到着。オランダ風車がゆっくり回転していました。ストリートビューで事前チェックしたので、この風車の存在を知っていましたが、何も知らずにやってきたら驚くこと必至です。

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佐倉ふるさと広場

ふるさと広場の隣の"マルシェかしま"で1回目の休憩をとりました。サイクルラックが設置されており、テーブル&ベンチもあります。暖かいコーヒーを買って菓子パンを一つ補給しました。

9:55@出発の準備をしているとカヌーの一団が到来。カヌーも向い風は辛そうでした。

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いよいよここから谷津道区間です。距離13kmほどの区間ですが、地図上の白い細い道を辿って行きます。道は複雑に入り組んでいます。ガーミン用のデータ作成も地図を目一杯拡大して入力しなければならず、目がショボショボになりました。

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10:13@国道296号線から谷津道へ曲がるポイント。何の変哲も無い路地です。ストリートビューで事前学習したにもかかわらず、一旦行き過ぎてしまいました。

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カントリーロード入口

10:20@住宅街を抜けると一気に田園風景となりました。

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JR成田線

谷津道は、期待通りのカントリーロードでした。信号機は皆無、交通量は極小、時々トラクターと遭遇します。思っていた以上に道幅があり、路面の状態も良好でした。

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谷津道:酒々井付近

土地勘がないので、どの辺りを走っているのか全くわかりません。唯一出会ったランドマークは、スイカ模様のガスホルダーでした。

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イカ模様のガスホルダー

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谷津道:富里付近

谷津道区間を走り抜けると頭上を旅客機が通過するようになります。成田への着陸コースの真下にいるようです。その割には騒音を感じませんでしたが、風向きのせいでしょうか?

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11:17@空腹を感じ休憩ポイントを探していると、芝山仁王尊の看板が目に入ります。境内に腰を下ろす場所があるだろうと寄り道することにしました。

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何も知らずに訪れた芝山仁王尊ですが、天応元年(781年)に創建された関東有数の古刹でした。

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芝山仁王尊 観音教寺:仁王門

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仁王門の内部

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境内

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三重塔

境内のベンチに腰を下ろし、おにぎりをいただきました。雲が切れて陽の光が差し始め、暖かく、春っぽくなってきました。スタートから55km、ちょうど今日のコースの中間点でした。

後編へ続く

 

最強寒波で荒れ模様の週末は三浦半島

20年ぶりにインフルエンザに罹りました。そんな訳で先週は大人しくせざるをえなかったのですが、今週は最強寒波が襲来。日曜日はかろうじて晴れマークがつきましたが、この冬一番の寒さは確実です。下手に遠出するとひどい目に合いそうなので、三浦半島をさくっと周ることにしました。2019年2周目、今年は何周するのだろう?

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伊豆半島グルっと一周、ようやく完結

2017年から伊豆半島の外周走破に取り組んできました。

2017.01 東伊豆(熱海-下田)

2017.01 西伊豆パート1(沼津-土肥)

2018.01 南伊豆(下田-松崎)

冬シーズンのイベント行事で、残るは西伊豆パート2(土肥-松崎)なのですが、そのコース設定に悩みました。土肥〜松崎の距離自体は30kmほどですが、土肥、松崎共に鉄道路線からは離れています。このため

  1. 起点をどこにするのか?
  2. どちらの方向に走るか? 土肥から松崎、松崎から土肥
  3. 終点をどこにするのか?

を決めねばなりません。色々な選択肢があり、迷いました。

まずは、2.を「松崎から土肥」としました。伊豆半島は、時計回りが海側ルートですし、北上するので太陽を背に受け写真撮影にも好都合です。次に 1.です。はじめは、下田からアプローチすることを考えていましたが、自転車旅CAFEのNAGAさんの記事を発見し、稲梓(いなずさ)に決定しました。最も悩んだのが 3.です。

散々迷って、結論は「当日、現地で時間と余力を考慮して決定する。」となりました。

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半原越と林道法華峰線

好天の週末でしたが、遠征の準備ができていません。サッカーのアジアカップが気になるし、先週の霞ヶ浦で写真を撮りすぎて、纏めるのに時間がかかってしまいました。伊豆方面に向かうべく金曜日の夜にジタバタしたのですが、ルートを決定できずに断念、結局、土地勘のある地元神奈川を走ることになりました。

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