春を探しに南伊豆へ(前編)
2022.02.25
今年の寒さは格別、待っていてもなかなか春はやって来そうにないので、自ら探しに行くことにしました。狙いは春のシンボルさくら、目的地を南伊豆と決め、2月に入ってからチャンスを窺っていたのですが、強風の日が多くてジリジリ、2月25日(金)にようやくチャンス到来です。
04:30@自宅を出発。寒い早朝の輪行を嫌って車載を選択。途中、車の温度計が氷点下を示す区間もあり、これは正解でした。もし輪行していたら、大船駅のホームで東海道線を待ちながら凍えていました。
8:17@東伊豆の海岸線を延々と走り、ようやく尾崎ウィングに到達。今日のデポ地とした道の駅「開国下田みなと」までもう一息です。
8:57@道の駅をスタート。気温は既に7℃まで上昇しており、太陽光タップリで寒くありません。下田の町を抜け、石廊崎へと国道136号線を走り始めます。4年ぶりの南伊豆ですっかり忘れていましたが、このルートはアップダウンの連続です。トンネルの数も多いので、テールライトは常時点灯がオススメです。
9:29@県道16号線(下田石廊崎松崎線)に分岐する日野交差点で、いきなり春です。
r16を青野川沿って走ります。青野川でも下賀茂温泉付近の河津さくらは有名ですが、河口に近いこの辺りは、ソメイヨシノで開花はまだまだ先です。
青野川河口の弓ヶ浜からは海岸線を集落から集落へと走って行きます。各集落には小さな漁港があるのですが、水はエメラルドグリーン。桟橋から覗くと水底まで見通せます。
海岸線ギリギリを通るr16。三浦半島や房総半島では体験できない景色です。
10:23@石廊崎オーシャンパーク。4年前は工事中でしたが、綺麗なレストハウスができあがっていました。ここで軽食も取ることが可能です。
レストハウス横のラックに自転車を置き石廊崎へと向かいます。溶岩で形成された荒々しく複雑な海岸線の景色は見応えがあります。
最突端部で撮影していると、ちょうど漁船いたのでパチリ。Uターンしていくので何故?と思ったら、眼下の岩礁に釣人の姿を発見。こんなところで釣りするの〜!と驚きました。釣りも極めていくと命懸けですね。
この日は連続してイベントが出現。漁船に続いて飛行機が登場。一瞬、このまま墜落するのか?と妄想してしまうほどの低空飛行で石廊崎上空を旋回して行きました。
11:18@オーシャンパークのベンチでエネルギー補給して、少し移動すると奥石廊。ユウスゲ公園は、2/28まで整備中のクローズ。予定していた撮影ポイントに近づけず、ガックリ。
奥石廊から中木漁港へ下ります。中本漁港から次の入間漁港へは丘を超えていかねばなりません。単調なヒルクライムですが、このシーズンは桜が気分転換になります。ひと汗かいて、アロエ畑まで来れば、ヒルクライムも終了です。
11:51@一色交差点。普通であれば、路面のマーク通り左折して妻良(メラ)へと向かうのですが、この日は、この交差点を右折しました。
後編へ続く