紅葉狩りライド2021:金ヶ岳林道、木賊峠、本谷川渓谷、通仙峡、みずがき湖
2021.11.06
紅葉狩りライド2021第二弾の目的地は、山梨県みずがき湖。前半は、グラベルキングSSのテストを兼ねて金ヶ岳林道を走り、木賊峠からみずがき湖へ向かいました。
7:58@道の駅「韮崎」をスタートし、三村橋まで塩川沿いの道を走ります。朝の気温は8℃ですが、日中18℃まで上昇する予報なので服装が問題です。標高1,000m以上の場所での行動が多いことから、冬用のビブとジャージを選択。日当たりの良い斜面のヒルクライムで汗をかくシーンもありましたが、冬装備で正解でした。
気温が上がり、雲が湧く前に、南アルプスと八ヶ岳の写真を大量に撮影するのが、県道23号線(韮崎増富線)でのルーティーンです。この日のベストショット3枚です。
道沿いの酒屋の車庫の軒先に吊るされた柿と唐辛子に季節感を感じます。
ビンテージGCの入口から10%超のヒルクライムがスタート。林道前山大明神線に入ると一旦和らぎますが、金ヶ岳林道ゲートへ向けて再び勾配がアップします。「熊出没注意」の看板標識を見て、慌ててベルを装着しました。
9:24@金ヶ岳林道ゲートに到着。春に訪れた際は、砂利が多くスリッピーな路面でしたが、多くの車両が通過したことにより全般に小石の量が減っていました。そのお陰で滑りにくくなり、より走り易くなった感じがします。タイヤを35Cにサイズアップして、空気圧を4気圧程度まで落とせたことも効果ありです。
そんな中で、日当たりが路面状況に影響を与えていました。日の当たらない区間は、グレーから黒系の色をしていて、ウェットでほとんど滑りません。一方で、日の当たる区間は、乾いた土や砂が粉状に体積し、その上に小石が浮いているので、白くスリッピーです。勾配の厳しい白い路面区間は、今回も太刀打ちできませんでした。
9:53@ビューポイントのカーブミラー。八ヶ岳、瑞牆山、金峰山を視界に捉えることができました。
10:23@金ヶ岳大橋でエネルギー補給の休憩。実は、この付近の紅葉を期待していたのですが、谷筋にはまだ光が届かず絵になりません。軽くストレッチし、気合を入れ直して、コンクリ舗装の悶絶激坂区間へと突入します。
10:50@悶絶激坂区間を突破。今回もギリギリでクリアです。無理する必要はないのに、敢えて無理して達成感を入手。一息ついて、先へと進みます。
11:06@森林伐採区間。金色のカラ松の紅葉が観られれば最高なのですが、既にピークを過ぎていました。
11:29@特徴的な形の曲岳が見えてくると終点ゲートです。
11:32@観音峠を通過し、林道観音峠大野山線で木賊峠を目指します。標高1,400mの世界は既に紅葉の見頃を過ぎていましたが、木々の間から綺麗に紅葉した周辺の山々が見えます。何箇所か展望台を設置すれば絶景林道になるのに!と、いつも思います。
12:37@木賊峠に到着。富士山は雲に隠れて見えず。通算成績1勝2敗です。
12:55@エネルギー補給して本谷川渓谷へのダウンヒルを開始。標高1,600mからのダウンヒルは、寒く辛かったです。シーズンの終わりを感じます。
本谷川渓谷に近づくとモミジの紅葉が出迎えてくれました。
13:20@本谷川と金山沢の合流地点の落合(標高1,250m)。いつもであれば、ここから瑞牆山へ上り返すのですが、今日は本谷川渓谷の紅葉見物がメインミッション、渓谷を下って行きます。
大きな期待を持って臨んだ本谷川渓谷の紅葉ですが、思惑が大きく外れました。中津峡は、南がオープンなV字渓谷で、昼時には光が降り注ぎますが、本谷川渓谷は、南に山があり、さらに木々に覆われています。このため薄暗く、写真撮影のための光が絶対的に不足しています。光の差し込む場所を見つけて、何枚か撮影するのがやっとでした。
13:55@増富温泉まで下ってくると光はタップリ、紅葉はピークでした。
14:07@通行止めとなっている通仙峡トンネルを潜ると鮮やかな紅葉が出現します。嘗てはこの渓谷沿いの道で増富温泉と結ばれていましたが、狭く落石も多いため、日向集落を経由する別ルートが建設されて廃道化、幻の紅葉の名所となっています。
14:28@最後が、本命のみずがき湖。鹿鳴峡大橋付近は既に日陰となっていましたが、増富大橋方面は、西日をタップリ浴びて、錦秋の景色でした。特に、増富大橋から見た本谷川渓谷が、本日のベストとなりました。
15:29@自撮りポイント。逆光なのでダメもとでシャッターを切りましたが、大きな破綻なく絵になりました。それにしても秋の日暮れは早い。
金ヶ岳林道は地図に表示されませんので、実際のガーミンの走行データをアップしておきます。
走行距離:61.0km、獲得標高:1,368m、消費エネルギー:1,720C