Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

不安解消テストライド:風張峠、鶴峠、武甲トンネル

第二波がいつ到来してもおかしくない状況ですが、取り敢えずコロナもひと段落。さあ活動再開と思うのですが、気分はすっかり巣篭もりモード、遠出するのが面倒で重い腰が上がりません。自粛期間中の平日ライドで走行距離は自身過去最高レベルですが、長時間のヒルクライムや暑い日中の走行をほとんど行えていない点が不安材料です。こういった点を考慮して、不安解消テスト走行を企画しました。まずはヒルクライムを査定しようと、自粛前に挑戦して失敗した奥多摩周回にリベンジすることにします。直射日光のダメージを避けるために敢えて曇りの日を選択。天気予報と相談して6月19日(木)に実行しました。

7:00@武蔵五日市駅前をスタート。

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駅の時計は6:55なので、デジカメの時計が進んでいるようです。

平日早朝の檜原街道は、とても静かでした。路面コンディションの良い車線中央を走っていても問題がないくらいの交通量に気分が高まります。やっぱり自然の中を走るのは爽快です。

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8:41@数馬集落を通過し、奥多摩周遊道路の起点に到着。これまでにない快調なペースです。といっても既に3台の自転車に追い抜かれていますが、、、

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3月のライドでは、奥多摩周遊道路のセンターポールが撤去されていたとお伝えしたのですが、今回走ってみるとこれが復活していました。冬季は除雪のために撤去されるということのようです。

9:11@都民の森に到着。さらに2台の自転車に追い抜かれましたが、なんと自己記録(駅から都民の森)を20分も短縮しました。いつもは旧料金所跡からのラスト3kmはヘロヘロなのですが、今日は脚がよく回ります。車やバイクのストレス無しに走れたことも大幅記録更新に寄与していますが、やっぱり、巣篭もりライドで記録した過去最高の練習量の成果でしょう。

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頑張ったので汗をたっぷりかきました。鮭のおむすびの塩気が沁みます。記録更新の余韻に浸りまったりしたいところですが、標高1,000mの気温は16℃、汗が冷えて寒くなり、トイレを済ませて出発します。

9:49@風張峠は雲の中で視界はありません。気温はさらに下がって15℃、ウィンドブレーカを着用してダウンヒルを開始します。ウィンドブレーカを忘れずに持ってきて救われました。

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前回、原因不明のメカトラブルに見舞われた奥多摩へのダウンヒルですが、今回はノートラブル。湖畔まで一気に駆け下りました。

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10:22@三頭橋を渡って左折、国道139号線を小菅村方面へと向かいます。ウィンドブレーカは、ここでお役御免です。

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いつもは何気なく通過する山梨県境ですが、今日は特別なので記念撮影。

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10:42@R139を逸れて白沢川に沿って進むルートを選択。川沿いの道だから平坦だろうと思っていたら大間違いでした。一旦下って小菅川を越えると斜度10%超のプチヒルクライムが待っていました。

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このルートで前々から気になっていた原始村を偵察。目を引く竪穴式住居は、キャンプ場のバンガローでした。

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11:08@県道18号上野原丹波山線に合流し、いよいよ鶴峠HCがスタートします。距離2.35km、平均斜度9%の本日のメーンイベントです。写真ではそれほどの勾配には見えませんが、突き当たりの辺りから斜度10%超になりました。

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道幅がとても広くて、カーブの大外を走れば楽をできるのですが、こんな時に限ってダンプの集団がやって来て楽をさせてもらえません。ハァハァゼーゼーともがく私の横をダンプも苦しそうなエンジン音で追い抜いていきます。中盤、少し斜度が緩みましたが、峠が近づくと再び12, 3%、覚悟していましたがきつかったです。

11:26@鶴峠に到着。晴天で気温が高かったらヤバかったなと思いながら、バス停横の縁石に腰を下ろして休憩します。峠から少し下った場所に駐車スペースがあり、そこにトイレがありました。

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鶴峠から奈良倉山への尾根筋が、多摩川水系相模川水系分水嶺

休んでいると汗が冷えて寒くなって来ます。再び、ウィンドブレーカーを着用して上野原側へ20kmのロングダウンヒルを開始しました。路面は良好、誰もいない山中を軽快に走り抜けます。

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途中に羽置の里びりゅう館という道の駅のような施設があるので、そこで昼食と思っていたのですが、案の定休業でした。まぁ、これだけ往来が少ないとオープンしている方が不思議です。補給食を十分持ってきたのでダメージはありません。

12:05@阿寺沢入口のバス停でr18を離脱。r18をそのまま進めば、田和峠が待っていますが、今日は鶴川沿いの道を走ります。

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写真奥からやって来て、ここでUターン

平野田キャンプ場を過ぎると林道腰掛線となります。r18は道幅が広いくほとんど太陽を遮るものがありませんが、林道腰掛線は木立に覆われ、さらに渓谷からの冷気で冷んやりしています。夏場は、絶対にこちらがお勧めです。

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12:27@林道腰掛線も基本的に下り、特に見るべきところもなく通過、再びr18に合流しました。

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12:41@棡原で県道33号上野原あきる野線に到達。甲武トンネルを目指して、距離4.14km、平均斜度7%の最後のヒルクライム開始です。4年前に逆回りでこのコースを走った時は、フラフラになりながら最後の風張峠を超えたので、今回この時点でどのくらい余力が残っているだろうかと心配していたのですが、予想以上に元気です。

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12:52@棡原の最後の集落を通過。さすがと午前中の軽快さは無くなりましたが、淡々とペダルを回して上っていけます。

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13:20@甲武トンネルに到着。長いトンネルを抜けると眼下に上川乗の集落が見えました。本日のヒルクライムはこれにて終了です、ホッ。

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14:15@武蔵五日市駅に無事帰着。予定よりも1時間以上早く戻って来ました。ヒルクライムのテストは「合格」です。

走行距離:97km、獲得標高:1,813m、消費エネルギー:1,950C

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