いきなり真冬で体がついてきません:白銀林道
最高気温10℃といきなり一月下旬から二月初旬の気温です。体が真冬モードに切り替わっていないので、この気温は脅威です。少しでも暖かいところへ出かけようと、房総半島でコースを作成しましたが、前日に天気予報を調べると北の風4m/sと微妙なコンディション。一方、小田原方面は晴れで風速2m/s、日差しがあればなんとかなりそうです。当日の朝まで迷った末に小田原方面を選択したのですが、これが正解だったのか、、、
寒さ対策にアンダーを2枚着込んで出発しましたが、先週よりも明らかに寒いです。それでも30分程走ると体は温まってきます。
7:04@江ノ島で日の出を迎えました。
富士山や丹沢方面はクリアーですが、箱根方面には雲が!小田原に到達する頃には消えていることを願ってR134を西へと進みます。
冬の朝のR134は、防風林に太陽光が遮られて寒いのです。相模大橋の温度計は5℃でした。寒いと体温を維持するためにエネルギーを消費するとのことなので、暖かい場所でしっかりエネルギー補給を行うというのが今日の方針です。
8:00-8:30@平塚デニーズで朝食。少しでも暖かくなることを期待して長居してしまいました。
9:27@小田原を通過。R1ではなく、一本裏のかまぼこ通りや西海子小路を走るのが最近のお気に入りです。
9:53@いつも根府川交差点の右折で苦労するのですが、この日はすんなりと通過。願いも虚しく、上空には厚い雲です。行き先の選定を誤りました。
12月に入ってから青空の元を走れていないという異常事態です。今日は、最終目的地を決めずにここまでやってきましたが、この天気では、ここに行きたい!あそこに行くぞ!という気力が湧き上がってきません。かろうじて思いついたのが、白銀林道でした。先週のグラベルテクニック検証が中途半端に終わったので、白銀林道で続きの検証をすることにしましょう。
11:00-11:30@湯河原。地元のお店はまだオープンしておらず、ファミレスに入店。お昼には少し早いですが、この先に補給ポイントがないので昼食とします。そんなにお腹は減っていないと思ったのですが、そこそこのボリュームの定食を完食しました。やっぱり、寒いとエネルギー消費が多くなるのでしょうか?
湯河原の海岸線から奥湯河原の椿ライン起点まで、約5kmで250mアップなのですが、いつも苦戦します。私の体力では、自宅から80km走った後のヒルクライムは厳しいという現実です。
11:56@奥湯河原もみじの郷。遠目に見れば綺麗ですが、葉は既に縮れており、これ以上は紅は望めません。
椿ラインの序盤、標高300m付近が、ちょうど紅葉でした。背景が青空ならもっと鮮やかなんですが、、、残念。
この日は、暴走バイクがいません。静かな椿ラインでしたが、私の調子は今ひとつ、疲労がジワジワと蓄積して行きます。
色々なサイクリストのブログを参考にルートを作成させていただいていますが、初めてご本人とお目にかかりました。御荷鉾スーパー林道のルートを作成する際に参考にさせていただいた「ゆるチャリなページ」の方です。私の走力では御荷鉾スーパー林道を一日で走り切るのは無理であることを教えてくれたのもこのブログでした。ご挨拶させていただきましたが、この日もお土産のみかんを大量に自転車に括り付けてヒルクライムされています。自分の重さだけでヘコタレている私とは大違いでした。
13:09@ししどの窟から白銀林道へ突入。夕暮れが早いので小田原まで完走するのは厳しそうですが、この林道は真鶴や根府川へエスケープできます。というより最初からエスケープするつもりです。
MTBだとこんな場所も豪快に突入するのでしょうか?私は、自転車担いで左端に回避です。ところどころに湿った路面があました。そんな場所を通過するとタイヤに泥が付着してペダルが一気に重くなります。なんだかんだと弱音を吐きまくる一日でした。
だんだんと路面がジャリジャリしてきました。
落ち葉に覆われて路面状況がわかりません。怪しいなと思いながら突入しましたが、案の定ガレガレゾーンでした。押し歩きスタートです。
13:46@辰沢橋が見えてきたところで、前方を子連れの猪が横切ります。猪に追いかけられるニュースが流れていたし、親子連れなので緊張しましたが、50mほど離れていたのでセーフでした。
13:51@白銀橋で沢筋を超えると道は上りに転じますが、斜度のきついガレガレ路面です。
斜度が緩むと舗装路になりました。普通は逆ですね。
14:21@自鑑水の入口で休憩。空腹を感じ、補給食として持ってきたおにぎりを食べます。春に走った時は、この辺りで南郷山へ向かうハイカーとすれ違いましたが、今日は人の気配がありません。出会ったのは狸一匹だけです。
14:40@さつきの郷に到着。ここで右方向へ下れば真鶴ですが、もう少し頑張ります。
さつきの郷を過ぎると再び未舗装路となりますが、乗車可能な路面です。しかし、徐々に気温が下がってきました。そろそろ限界です。
焼野林道、根府川林道とエスケープするチャンスがありましたが、どちらも路面に堆積物が散乱していたのでパスします。
15:07@小田原城CCへの道との合流地点。ゴルフ車の往来がある道なので、ここなら大丈夫だろうと白銀林道を離脱しました。春に走った時は、全く余裕のなかった白銀林道ですが、今回はかなり余裕を持って走れた気がします。少し、進歩したことにしましょう。
覚悟はしていましたが激坂ダウンヒルでした。逆方向にはとても利用できないタイプの道です。最終的にはヒルトン小田原へ向かう超激坂に合流し、真鶴旧道に到達しました。
15:20@根府川駅に吸い寄せられて輪行で帰宅しました。根府川は駅舎が線路より高い位置にあるので、階段を降りればホームです。疲れた体に優しい駅でした。
本日の白銀林道のコース図です。白銀橋の前後500mのガレガレ区間以外は乗車できました。全体に下り基調ですので、楽だった気がします。
走行距離:109km、獲得標高:1,337m、消費エネルギー:2,268C