Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

自転車乗り換えプロジェクト(1)

現在のロードバイク Cinelli Saetta が納車されたのが、2012年1月22日、早いもので6年が経過しようとしています。

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納車時の記念ショット

ピカピカだった Saetta も、転倒や輪行でフレームは傷だらけです。定期的なメンテを行ってきましたが、コンポーネントもかなり草臥れて来ていて、見直しの時期が到来しています。単純にコンポーネントを新しいものへ交換することも考えましたが、どうせならば自分のライドスタイルに合った自転車に乗り換えようと 決断! したのですが、ちっとも進捗していませんでした。ところが、この10月は雨で自転車に乗れなかったこともあり、乗り換えプロジェクトが一気に本格化しました。

このところの私は、絶景を求めて山中を彷徨っています。このライドスタイルが求めるのは、

  • 激坂対策は必須
  • 荒れた路面、未舗装路、どんとこい!
  • 快適性(疲れない)
  • スピードは求めない(そもそも出せない)

といったところです。林道では、舗装されているが路面がボロボロというシーンにこのところよく遭遇しますし、今後行って見たいと思っているところには、未舗装路が多数あります。しかし、コース中に上記のような路面が含まれる割合は、20%から30%でしょう。となると、「オールロードに対応できるロードバイクというのが、私のライドスタイルに合致する自転車ということになります。

折しも、グラベルロードとかアドベンチャーロードといったジャンルの自転車が登場しはじめ、

次はこれだ!!

と情報蒐集してきました。

グラベル用のロードバイクと言えばシクロクロスですが、シクロクロスのフレームは、担げたり、小回りを重視とした競技用のジオメトリーを採用しています。これに対し、グラベルロードは、グラベルも走れるエンデュランスロードといった方向性で設計されているものが多いようです。グラベルロードについては、ここの解説が詳しいですが、ざっくり

  • 広めのホイールベース、低いBBドロップのジオメトリーで、頑丈なフレーム
  • ディスクフレーキ搭載
  • 40Cくらいまでの太めのタイヤを装着可能

といった特徴のロードバイクです。そして、実際の自転車選びを始めましたが、2016年ごろから各メーカーが商品投入して来たこともあり、意外と数が多くて困惑しました。

まずは、Cannondale, Trek, Specializedといった米国大手は、お世話になっている自転車屋さんで扱っていないので、初めから検討対象外しました。(Cannondaleは、SLATEやSYNAPSEが、ちょっと気になりますが、、、)欧州ロードバイクメーカーもグラベルロード商品を投入し始めていますが、はっきりいってよくわかりません。そこで選択基準を、MTBで実績のあるところとしてピックアップしてみました。

最初に候補に上がった自転車は、

  1. GT GRADE Carbon

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  2. Merida SILEX 6000/9000

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  3. Kona Roadhouse

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*画像は各メーカーさんのHPのものです。

1、2、3で何が違うのかというと、1と2はカーボンフレーム、3はクロモリ、また、2はフロントシングルです。お値段は、2 > 3 > 1 といった順番になっています。

普通は、ここから詳細のスペックの比較検討というのが、正しいステップかと思いますが、私は、細身のクロモリフレームにビビッと来てしまい、あっさり「3」に決定しました。ただでさえディスクブレーキで重量増なのに、クロモリフレームでさらにアップです。激坂に不安を感じますが、リア32Tなのでなんとかなるでしょう。

早速、このKonaを扱っている代理店にコンタクトしてもらい、2018年度モデルの入手をお願いしました。が、

 

な、なんと

 

「2018年度は、Roadhouse は取り扱いません。」

 

との回答が、、、

推測ですが、

2018年モデルは完成車のベース価格がアップ

それを輸入して販売するとなると、とんでもないお値段に

となってしまい、2018年度は扱わないようです。それならば

フレームだけでも輸入してよ!

と思いますが、米国でもフレーム販売をしていないので、これも無理なようです。

私の乗り換えプロジェクトは、ここから迷走します。

<続く>