Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

焼山真木林道をリベンジ、そして大菩薩峠へ(登山編)

自転車を駐車場の隅に停め、ロッジ長兵衛のベンチで登山準備をしました。いつも輪行に使っている軽量シューズ(靴紐なし)ではさすがと登山は無理と思い、今日はランニングシューズ(紐付き靴で最軽量なのが選択理由)を持参しました。おにぎりを2個食べて準備完了です。

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11:46、大菩薩峠アタックを開始しました。まずは、福ちゃん荘を目指します。駐車場は、ほぼ満杯でしたが、そこは平日、人影まばらです。ほとんどが年配の夫婦連れで、皆さんちゃんとした山歩きの姿でした。ランニングシューズで大丈夫かな?

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福ちゃん荘への道は、登山道と荷物運搬用の舗装路がありますが、脚への負担の少ない舗装路を選択しました。舗装路は自転車でも走れますが、それなりの斜度があり、道幅も狭く、登山者の迷惑となるのは必死ですので自重した方が良さそうです。

既にかなり落葉していますが、その分青空が透けて見えて開放感がありました。

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歩き始めは脚に違和感があり、ゆっくりペースで歩くことにします。気温は10℃ほどで歩いていれば寒くありません。自転車のウェアは優秀さを改めて感じました。

15分程歩くと福ちゃん荘が見えて来ました。

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福ちゃん荘からこれから登る大菩薩の稜線が見えます。高度差300mといったところでしょうか、脚が耐えきれるのか弱気になりました。ま、行けるとこまで行ってみましょう。

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福ちゃん荘から道は未舗装となりました。

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富士見荘を通過し、12:08@勝緑荘のところから本格的な登りが始まりました。

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斜度20%はありそうな登りが現れます。軽いギアでゆっくりとの自転車セオリーで、歩幅を調節してケイデンス一定で登って行きました。

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森の中を進むので、眺めは全然ありません。ちょっと退屈です。

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日当りのいい斜面に出て来ました。ここまで来ると斜度も5%と歩き易くなります。

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稜線が近づき、笹薮の向こうに介山荘の屋根が見えてきました。

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12:39@大菩薩峠に到達。標高1,897mです。週末は大混雑の峠も適度の人影でした。

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そして、期待通りの絶景です。まずは、塩山方面。

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お次ぎは、上日川ダム方面。ようやく上日川ダムの全景を見ることができました。

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この稜線を歩いて行けば大菩薩嶺(写真右の山)です。

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すぐ近くに見えるピーク(親不知ノ頭)まで行けば更に眺めが良さそうですが、ここから先は足場が悪くなるので無理はしませんでした。稜線は風が強く、これだけの日差しを浴びていても少し寒くなってきました。撤収しましょう。

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足下の装備が脆弱ですので慎重に下り、13:30@上日川峠に帰着。再びシューズを履き替え、13:50@上日川峠を後にしました。帰路は県道218号線です。単純なダウンヒルではなく、上日川ダムへの登り返しがあります。登山の疲労で脚が動かないのではと心配しましたが、思いのほか順調に12%を登り切りホッとします。

まだ脚に余裕があるようなので、上日川ダムへも立ち寄りました。

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この砂利道を向こう端まで歩いて行けば、大菩薩峠を背景とした湖の写真が撮れるのですが、ビンディングシューズでは歩く気になりません。その代わり日当りの良いベンチでまったりしました。

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日も傾いて来たので、ここからは一気に下る予定でしたが、至る所で紅葉に遭遇。各駅停車となりました。

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この場所は渓流まで降りて行けば絶景の気配が漂っていたのですが、下る道は無く断念しました。

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繊細な雰囲気が漂う唐松林の黄葉。

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嵯峨塩温泉付近が、紅葉のピークでした。

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日川に架かる橋の上から渓流を覗くと、もみじがなんとも美しい!!

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15:30@道の駅まで無事に戻って来ました。天気に恵まれ予定したミッションを全て完了、満足度110%です。すっかり体が冷えきってしまいましたので、天目山温泉で癒されてから帰路につきました。

走行距離:21.1km、獲得標高:144m、消費エネルギー:403kcal