Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

夏の横浜、早朝お散歩ライド

関東地方も梅雨は明けたはずですが、今年は天気が不安定です。晴れマークと雨マークが混在する天気予報で、コース設定に悩みます。自宅からあまり離れるのは得策ではないと判断し、今週は、自宅周辺をプラプラとお散歩感覚で廻ることにしました。

廻ってみると意外な発見をします。近所にこんな通りがあるとは、知りませんでした。

f:id:saetta0404:20160731162344j:plain

この数年、夏場は早起きライドで凌いでいます。本日も4時起床、5時にスタートしました。まず向かったのはこの坂、中村橋から山手の丘へ登る稲荷坂です。

f:id:saetta0404:20160731162753j:plain

山手の丘に上る道は、距離はありませんが斜度の厳しいものが多く、この坂もその一つです。これまで走るきっかけがありませんでしたが、入院していた病室からこの坂が見えていて、娑婆に出たら走ろうと決めていました。

300m、12%を登り切ったところには米軍住宅の入り口があります。私の子供の頃は、本牧から根岸の一帯は米軍住宅でした。緑の芝生と白い家といった異国の景色、フェンスの向こうのアメリカといった感覚が記憶に強く残っています。現在は大部分が返還され、根岸の高台に一部を残すのみになりました。そんな思い出の地ということで、モノトーン写真にしてみました。冒頭のMayflower.stの看板もここにあります。

f:id:saetta0404:20160731162814j:plain

みなとみらいとの距離感はこんな感じです。

f:id:saetta0404:20160731162835j:plain

日中は往来が多く、自転車で走る気にならない山手の道も早朝はガラガラです。

f:id:saetta0404:20160731162859j:plain

外人墓地の入り口です。まだ、観光客の姿はありません。

f:id:saetta0404:20160731162920j:plain

港の見える丘公園から大桟橋方向の眺めです。この展望台の真正面にベイブリッジが見えるのですが、逆光のため写真は全て没となりました。

f:id:saetta0404:20160731163000j:plain

山手から小湊橋へ下り、本牧ふ頭へ向かいます。横浜港シンボルタワーという施設が埠頭の先端部分にあり、そこを目指したのですが、早朝のためゲートがまだオープンしていません。それではと本牧漁港を覗いてみました。意外に静かでいい感じと写真を撮っていると、釣り船のお客さんが続々とやってきました。

f:id:saetta0404:20160731163048j:plain

次に以前より気になっていた南本牧埠頭へ行ってみました。この埠頭は平成になってから開発された埋め立て地で、本牧側と南本牧大橋で隔てられています。平日は大型車で非常に危険でとても走れませんが、休日はゴーストタウンとなるのでチャンスです。

f:id:saetta0404:20160731163111j:plain

橋の上から埠頭フェチ(そんなのあるのか?)には堪らない景色を見ることができます。

f:id:saetta0404:20160731163130j:plain

本牧大橋は通行できましたが、埠頭は関係者以外立ち入り禁止。Uターンして戻ります。まだ20km程しか走っていませんが、寄り道が多くて時刻はすでに7:00です。雨の心配は全くなさそうなので、距離を稼ぐために八景島まで脚を伸ばします。

朝8:00ですが、八景島シーパラダイスへ渡る連絡通路には、開門を待つ家族連れが集まり始めていました。

f:id:saetta0404:20160731163153j:plain

獲得標高を稼ぐために、次は金沢自然公園を目指します。笹下釜利谷道路の宮ヶ谷交差点を左折すると公園入り口まで700m、9%の登りを楽しめます。

f:id:saetta0404:20160731163217j:plain

公園内の坂をトロトロ登っていると、バイクで巡回していた警備員さんから、

公園内は自転車禁止ですよ!

の一言。直ちに下車して、残りは100mを自転車を押して上がりました。

f:id:saetta0404:20160731163241j:plain

まだ誰もいない木陰のベンチで金沢八景の街を見下ろしながら休憩しました。吹き抜ける風が気持いいです。

f:id:saetta0404:20160731163301j:plain

そろそろ時刻も9:00、気温も上がり始めましたので帰るとしましょう。

 

走行距離:57.3km、獲得標高:359m、消費カロリー:1,237kcal