小田原一夜城歴史公園と漁港食堂
関東は10月になっても相変わらず天候が安定しませんね。土曜日の朝、さて明日の天気はと確認すると、午前中は雨マーク。それじゃ、今日走るしか無いじゃんと、慌てて準備して出発しました。とりあえず、久しぶりに国道134号線で西を目指しました。
車載での遠征は気楽なのですが、周回コースの制約を受けます。これから秋の紅葉シーズンに突入しますが、紅葉を存分に楽しむためには輪行を駆使してコースを設定する必要があります。五月以来、輪行していないのでやり方を覚えているかちょっと不安です。故に、今日のテーマは「輪行」です。とにかく走り回って、疲れたところから輪行で帰宅します。
10:14@江ノ島定点ポイント。サーフィンのスクールでしょうか、何やらミーティング中です。それにしても寒く無いのかなぁ〜。
10:53@相模大橋から河口を見ると、砂州がまるで巨鯨のようです。
12:16@ちょうど昼時なので、アジフライを狙って小田原漁港周辺の食堂をのぞいて見ましたが、、、
人気店は大行列でした。
行列は勘弁です。コンビニでおにぎりを調達して、小田原一夜城へ行くことにします。
12:31@早川の住宅地からヒルクライムを開始します。国道1号線の地球博物館からアプローチしたことがありますが、早川からは初挑戦です。
噂通り、斜度14%です。
500mも進むとアスファルト舗装になり斜度が緩みました。斜度14%ですから500m進んだだけで高度が70mアップ、小田原の街が一望できます。
この一夜城HC、コンクリート舗装(激坂区間)とアスファルト舗装(休憩区間)が交互に登場します。斜度13%以上になるとコンクリート舗装となるようです。特に2つ目のコンクリート区間は斜度15%、ここが一番きつかったです。
12:55@息も絶え絶えになって4つ目のコンクリート区間をクリア、一夜城鎧塚ファームに到着しました。ベンチに座り、おにぎりを食べますが、激坂HCの影響で胃が受け付けません。
前回訪れた時は、ロードバイクのシューズだったので歩き回る気がしませんでしたが、今日は一夜城歴史公園を散策します。SPDシューズは機動性が高く、私のような物見遊山重視のサイクリスト向きです。
石垣山城は、豊臣秀吉が天正18年(1950年)の小田原合戦の際に築城した陣城で、石垣山一夜城として有名です。実際は、秀吉が入城するまでに三ヶ月の築城期間が必要だったとのことですが、この山上に、人海戦術で短期間にこれだけの石を積み上げるだけで驚きです。
本丸展望台からの眺めです。青空だったら見事な景色でしょう。
13:30@歴史公園からさらにひと上りすると、「この先行き止まり」の看板のある広域農道があります。以前から、この先はどうなっているのか気になっていました。今日は、この先を探検します。
500mほどで、「進入禁止」となりました。
この先に進もうかと思いましたが、工事が「平成30年10月31日まで」ということは、まもなく完成のようです。焦って行く必要はないと、予定のコースを進むことにしました。
広域農道の下を潜る形で林道があります。この林道が今日の目的です。
早川・片浦ウォーキングトレイルのルートである佐奈田霊社方面は、路面はボロボロですが特に問題はなさそうです。
探検するのは反対方向。斜度15%以上ありそうな上り坂です。これを進めば白銀林道に繋がっているはずですが、予想以上に怪しい雰囲気が漂いっています。
激坂区間(Max.18%)を押し歩きで突破すると未舗装路。更にその先には怪しげな廃品処理施設が現れます。
廃品処理施設を過ぎると、再び、未舗装路というか山道となりました。本来、日曜日に走るつもりだったので、事前調査不十分でこのルートに突入しています。このまま進むべきが自信が持てません。
とりあえず自転車を置いて、徒歩でルートチェック。バイクのエンジン音でも聞こえれば、Let's Go! と進むのですが、鳥の鳴き声すらありません。先週も怪しい林道に突入して転倒、危うく遭難しかけました。二週連続でリスクを犯せません。
13:50@ここで撤退することにしました。
帰宅後に地図を確認したところ、ルート的には正しく、さらに500m進めば白銀林道と合流できたと思われます。
早川・片浦ウォーキングトレイルとなっている道を下ると、みかん畑の明るい道となります。
この分岐を左へ上って行くと、一夜城早川ルートの途中辺りに戻るようです。今日のヒルクライムは終了していますので直進します。
14:11@新幹線高架の先に太平洋という、小田原、湯河原間でよく目にする景色になってきました。
石橋(西湘バイパス合流付近)でR135に出たので、そのまま小田原へ戻ります。
14:27@小田原漁港。既に半数の店が昼の営業を終了して準備中です。だいぶ閑散としてきていました。
漁港の食堂はまだ営業していそうです。
ラストオーダーが15:00なのでセーフです。
セルフサービスです。
アジフライが食べたかったので、地魚フライ定食(1,100円)を注文しましたが、肝心のアジフライが1つだけでちょっとガッカリ。後日、職場の事情通に聞いたら「漁港の食堂は、お刺身がオススメ」とのことでした。
小田原漁港から国道1号線へ向かう途中に風情のある通りがありました。西海子小路(さいかちこうじ)は、昔は武家屋敷だった通りだそうです。瀟洒な住宅地を心地よく走り抜け、続けて裏道のかまぼこ通りを利用して帰路につきました。
いつもは国府津から輪行することが多いのですが、食べた分を消費せねばと先へ進みました。
16:00@大磯から輪行で帰宅。忘れてしまったのではと心配したパッキングですが、体が覚えていてスムーズに完了できました。
走行距離:86.8km、獲得標高:691m、消費エネルギー:1,733kcal