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Ride on a ちゃり

パワー不足のエンジン搭載ロードバイクの走行記録

甲武トンネル+田和峠+鶴峠+風張峠で獲得標高2,000mを目指す

獲得標高2,000mチャレンジの第一戦は惨敗でしたが、これは想定内です。めげずに第二戦に挑みました。舞台は再び奥多摩

武蔵五日市→甲武トンネル→田和峠→鶴峠→風張峠→武蔵五日市

と4つのピークを乗り越える周回コースで2,000mオーバーを目指します。

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最難関は、最後の峠越えとなる風張峠です。奥多摩側から高度差600mの大きなハードルです。途中ギブアップの可能性も考慮して、エスケーププランを2案用意しました。

  1. アタック開始が14:00までなら自転車を押してでも風張峠10kmの上りを突破する
  2. 14:00を過ぎてしまったなら青梅方面へ下り、梅が谷峠経由で武蔵五日市に戻る

さらに自宅から自走は諦め、車載で武蔵五日市駅まで移動することにして、体力温存で挑みました。

4:00に自宅を出発し、武蔵五日市駅を目指します。GW期間中ですが、この時間であればさすがと渋滞はありませんでした。6:00に武蔵五日市に到着し、駅に隣接する駐車場(最大料金600円)に車を入れ、準備を整えました。補給食としてエナジーゼリー2個と羊羹2本を携帯します。

6:40、静かに第二戦が開幕。いかに脚をラストの風張峠まで温存できるかが今日のポイントです。そこで、ランドマークや印象的な風景ではストップして写真を撮りながら休み休み進むことにしました。

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走り始めて間もなく現れるランドマーク新矢柄橋です。第一戦では、ここで止まるゆとりはありませんでした。

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7:06、橘橋交差点を左折します。ゆったりと走ることを心がけて進みました。

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7:30、太陽が山の頂を越えて顔を出し、谷筋に微妙な朝の陰影を造り出します。これを捉えようと撮影してみましたが、全然うまくいっていませんネ。ここまで、自転車とは全く遭遇せず、檜原街道独り占め気分を味わっていましたが、この撮影中にとうとう後続の自転車にパスされました。女性ライダーでした。

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7:37、上川乗交差点を左折します。バイクはほとんど右折ですが、車は2:1の割合で左折する感じでした。

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左折すると直ぐに登坂区間がスタートします。脚への負担を最小化するため、ギアは1つ軽目を選択して登りました。ギア選択の余地のある斜度の登り坂とも言えます。

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上川乗から2.5kmぐらいの地点です。この地点に至るまでに、斜度のきつい区間やワインディング区間などの撮影ポイントが幾つかありました。が、同時に登りのリズムが出来上がっていて気分的に止まりたくありません。どうする?と迷っているうちにポイントを通過していました。一方、ここは、眺めもいいし、登りの終わりも近い雰囲気も漂っているしと、ここらで撮影しますかという気分になる場所でした。

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8:06、ライトを点灯し、甲武トンネルへ突入。音のプレッシャーは堪える必要がありますが、交通量は少ないので、車が安全回避してくれます。

トンネルを抜けると山梨県となり、ダウンヒル開始です。事前情報通り、山梨側の路面はよろしくありません。裏ヤビツの護摩屋敷付近と同じ縦溝のグルーピング舗装、所々に穴もあいている場所もありました。

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急坂を10分程下ると、視界が開け山村に入ります。私が撮影のため立っている場所の後ろには牛小屋あります。

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8:30、棡原(ゆずりはら)の交差点まで下ってきました。ちょうど登山客を乗せた鶴峠行きのバスが前方からやってきて左折して行きました。このあと小菅村までの区間でバスとの遭遇はありませんでしたので午前1便でしょうか?

棡原交差点右折直後は、そこそこの登りですが、すぐにアップダウンのある暖斜面となります。何台もの自転車に抜かれますが、マイペースで山里の風景の中をゆるゆる進みます。GWのため想定以上の交通量で5分間隔くらいで車やバイクが通りました。

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黄色と黒の縞模様のゲートが現れると、いよいよ田和峠への登りがスタートします。この登りで、ほんとうに辛い区間は約1kmですが、斜度13%の場所もありました。記録の為に写真を!との考えが一瞬頭を過りましたが、必死の形相で登坂中です。とても止まれませんでした。激坂区間を突破し、斜度9%なら良しとする気分で登っていると、前方に人家と坂の頂点が見えてきました。

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9:25、2つめのピーク田和峠到着です。

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バス停「田和」と風雨で文字が薄れかけた「田和峠610米」の標識がありました。峠に集落というのは初のパターンです。おまけに集落はさらに上方まで続いています。まったく予想外の峠の風景でした。

少し下ると西原地区に入ります。渓流沿いの道はフラットになり、ちらほらと釣り人の姿を見かけます。五日市をスタートしてから既に3時間が経過、休む頃合いです。旨い具合に「羽置の里びりゅう館」という観光施設がありましたのでピットインしました。

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写真は、びりゅう館の横を流れる渓流です。「びりゅう」と言うのは「美流」と書き、この辺りの集落を流れる鶴川の支流を美流沢と呼ぶようです。

時刻は9:40、さすがと食堂は準備中でした。背中のポケットに詰め込んできたエナジーゼリーを取り出し、日陰のベンチでエネルギーを補給します。トイレと水の補給(自動販売機あり)も済ませ、鶴峠へ向けて出発しました。

西原地区のはずれまで来ると、正面の山の中腹に白いガードレールが見えてきます。そして、再び登りが始まりました。10%を越える区間がありますが、距離は短いです。

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下から見上げたガードレールのところまで上がってきました。山の新緑のボリューム感に圧倒されます。

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道はカーブしながらライトグリーンの王国を進みます。登りの辛さなんて一切感じない世界、笑いがこみ上げてきます。秋に再訪の必要ありです。

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この場所が、今回のコースで最も印象に残りましたが、私の撮影技術では圧倒的な山の大きさを写真のフレームに納めることが出来ていません。テクニックを磨く必要ありです。

絶景区間を通過するとしばらく勾配が緩みます。そして、寺子屋自然塾のあたりから鶴峠へのアタックが始まりました。10%越えの九十九折れを時速6kmで登って行きます。この区間も撮影のために止まる余裕はありませんでした。

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10:39、鶴峠に到着。バス停の看板が新しくなっています。10%区間は2km程でした。

 風の吹き抜ける峠で一息入れ、昼食場所に設定した「道の駅小菅」へ向けてダウンヒルを開始しました。半端ない急坂、小菅側からの登りは厳しそうです。楽な下りも原始村への分岐点まで、「道の駅小菅」へは、ここから松姫バイパスまで100m登らなければなりません。

11:00ごろGWで賑わう道の駅に到着。源流レストランで「小菅ジャガイモと濃厚ミートソース」を美味しくいただきました。素揚げしたジャガイモが、トマト風味の強いミートソースと絡んで甘かったです。美味しそうに見えない写真は没となりました。羊羹で糖分も補給します。

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11:46、最後の風張峠へ向け進路を取ります。鯉のぼりの遥か下に見える国道139号線を、これから左から右へと走ります。この高度差がとても重要でした。

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東京都に入ると道が綺麗になります。この場所で2m以上ある蛇に遭遇してビックリです。蛇の方も突然現れた自転車に驚いたようでした。

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12:13、三頭橋が見えてきました。橋を渡ると都民の森まで16kmです。脚の余力はエンプティに近づいて来ていますが、ヘタレていないので何とかなりそうです。

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12:20、最後のエナジーゼリーを半分飲んで、風張峠ステージに突入します。高度差600mというのが、心に重くのしかかります。1km毎に標識があるので、まずは中間地点の8kmポストを目指して頑張ることにしました。

序盤の3kmは軽い登りです。「山のふるさと村キャンプ場」の信号を過ぎると斜度6%〜9%の登りが延々と続きます。

5kmポストまで来ると、左腰と左腕が痛くなってきました。1kmがすご〜く長く感じてきます。疲労でふらついているので、ときどき横を駆け抜けて行く暴走バイクが恐怖でした。

6kmから8kmポストの間が最も苦しかった区間で、頭の中は休むことばかり考えています。それをなんとか堪えて目標の8kmポストに到達。いつ休んでもOKのサインを自分に出しますが、

体は止まらずに9kmポストへ、、、

そして、9kmポストも通過、、、

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13:19、月夜野第一駐車場でようやく休憩。三頭橋からちょうど1時間登り続けたことになります。

薄曇りでしたが奥多摩湖が一望できます。苦労して登った甲斐がありました。

 

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エナジードリンクの残りを飲み干し、しっかり休みました。都民の森まで7kmですから、風張峠までは残り3.5kmでしょう。「ゴールは目前、頑張るぞ〜!」と気持でラストスパートしました。

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そして14:00に風張峠に到着しました。

4峠攻略ミッション完了です!

先日は敗北の反省写真でしたが、今日は勝利の記念写真をパチリ。

あとは武蔵五日市までの30kmのダウンヒルです。都民の森もパスして、一気に駆け下りました。そして、武蔵五日市の駐車場でガーミンの走行記録を保存。

獲得標高は・・・

 

2,081m

ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪ヾ(_ _)ノ モヒトツヾ= ̄∇ ̄)ノ バンザーイ♪

 

ギリギリですが、念願の2,000m越えを達成しました。「道の駅小菅」への登り(100m上昇)がなければ、少し足りなかった計算になります。危ないところでした。

さて、次の目標は、何にしましょうか?

 

走行距離:104.4km、獲得標高:2,081m、消費エネルギー:2,429kcal